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たけのこに栄養ないはウソ。含まれる3つの栄養素とえぐみの成分

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たけのこって美味しいですよね。

 

春に旬を迎えるたけのこは

様々な調理法で美味しく食べることができます。

 

しかしたけのこですが、

美味しくても栄養については意外と知らないですよね。

 

たけのこには栄養ないというのは本当なのでしょうか?

 

たけのこにもしっかりと栄養があり

この記事では「チロシン」「カリウム」「食物繊維」

の3つを紹介します

 

また、気になるのが、たけのこのえぐみ。

えぐみの成分も合わせて紹介します。

 

栄養ない、と言われてしまうたけのこの

底力について解説をしていきます!

 

 

 

 

 

たけのこに入ってるチロシンの効果を解説します!

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たけのこですが、よく

栄養ないと思われてしまいがちです。

 

しかし、実際はどうなのでしょうか?

 

結論から言えば、

たけのこにも栄養はしっかりあります。

 

たけのこは100gあたり26kcalでカロリーも低く、

総エネルギー量は確かに少なめです

 

ですが、含まれている栄養の中には

健康効果も高いものが多くなっています。

 

なので栄養の入っているものは入っているという感じですね。

 

たけのこに入っている栄養や効果は以下のようになっています。

 

 

たけのこに含まれる3つの栄養素

チロシン

 

たけのこにはチロシンという

栄養素が多く含まれています。

 

たけのこの節の部分には白いものが

ついていますがこちらがチロシンです。

 

たけのこに含まれているチロシンは、

ヨーグルトと同じくらいで

効率的に摂取をすることができます。

 

チロシンアミノ酸の一種であり、

ホルモンバランスを整える効果があります

 

気持ちを落ち着かせたり、

ストレスを緩和する効果などがあります。

 

 

カリウム

 

たけのこにはカリウムが多く含まれており、

その量は野菜の中でもトップクラスです。

 

カリウムは体内の水分量を調節する効果があります

 

なのでむくみ防止やダイエットにも効果がありますよ。

 

 

 

・食物繊維

 

たけのこは繊維質で

シャキシャキとした食感が特徴的です。

 

そして繊維質ということで

食物繊維も多く含まれています。

 

食物繊維は腸の動きを活発にして、

便通を促す効果があります。

 

便秘改善効果も期待できるので、

便秘に悩んでいる人にはおすすめです

 

このようにたけのこにはカロリー自体は少ないですが、

それでもカリウムを筆頭に

たくさん含まれているものはあります。

 

 

たけのこも食べすぎ注意

しかしたけのこですがカロリーが低く、

栄養素が多いからといって食べ過ぎは禁物です。

 

特にたけのこには食物繊維が多く、

食べ過ぎると逆に胃腸に負担がかかり過ぎてしまい、

お腹を壊してしまうこともあります。

 

なのでたけのこを食べる際には目安としては1日あたり150g程度にして、

食べ過ぎないように注意をしてください。

 

 

 

 

たけのこのえぐみ成分は一体何?

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たけのこですが、

食べる際にえぐみが気になることがありますよね。

 

アク抜きをしてもこのえぐみ成分が

残ってしまうこともありますが、

一体このえぐみ成分は何なのでしょうか?

 

 

えぐみの成分はシュウ酸とホモゲンチジン酸

結論から言うと、

たけのこのえぐみ成分は

シュウ酸とホモゲンチジン酸

と呼ばれるものです。

 

詳しく解説をしていきます。

 

 

シュウ酸はほうれん草などにも

同様に含まれているえぐみ成分です。

 

またホゲンチジン酸は、

上記のチロシンが変化してえぐみ成分になったものです。

 

チロシンは成分が時間経つと参加されてしまい、

徐々にホモゲンチジン酸に変化をします。

 

なので時間が経てば経つほど

えぐみが増していくということですね。

 

たけのこのこれらのえぐみを取るには

アク抜きが効果的です。

 

その際、アク抜きをする時には米ぬかや米のとぎ汁が使われますよね。

 

この理由としてはホモゲンチジン酸の成分に理由があります。

 

米ぬかや米のとぎ汁はアルカリ性の成分となっています。

 

これらはホモゲンチジン酸の酸性成分と中和をされて、

えぐみが取れやすくなっています。

 

まるで理科の実験のようですね。

 

基本的にしっかりとたけのこはアク抜きをすれば

えぐみ成分は減らすことができます。

 

 

シュウ酸の取りすぎに注意

しかし、えぐみ成分が残っている状態でたけのこを食べ過ぎると、

ホモゲンチジン酸は体には無害ですが、

シュウ酸は体に悪影響を与えることがあります。

 

シュウ酸は胃腸に負担がかかる他、

摂り過ぎると中毒症状を起こすことがあります。

 

なのでたけのこを食べる際には、米ぬかやとぎ汁を利用して、

しっかりとえぐみを取るようにアク抜きをしましょう。

 

またたけのこの皮がついた状態で切り込みを入れて

茹でてアク抜きをすることで、

よりしっかりとえぐみを抜くことができます。

 

それでもたけのこのえぐみが抜けきれない場合には

調理方法でも工夫をすることができます。

 

たけのこは油との相性がよく、

油を使うことでえぐみも抜けて美味しく食べることができます。

 

ですので、たけのこを食べる際には炒め物や天ぷらにして食べると、

たけのこのえぐみ成分が気にならず食べることができます。

 

せっかくのたけのこですが

えぐみ成分をしっかり取って

美味しく食べるようにしてくださいね。

 

 

まとめ

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たけのこですが栄養ないと思われがちですが、

そんなことはありません。

 

栄養量こそそこまで多くはないですが、

チロシンカリウム、食物繊維

などといった栄養素は含まれており、

健康効果はあります。

 

それでも食べ過ぎるとお腹を壊すことがあるので、

食べ過ぎには注意しましょう。

 

またたけのこのえぐみ成分は

シュウ酸とホモゲンチジン酸によるものです。

 

どちらもしっかりとアク抜きをすれば取れますし、

たけのこを油で調理すればえぐみ成分は感じにくくなります。

 

ぜひたけのこをしっかり調理して、

美味しく味わうようにしてくださいね。