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偽の通販サイトを見破る5つの方法とお金を取り戻せるかもしれない2つの方法

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消費者庁は2022年3月9日に、

生活用品大手「アイリスオーヤマ」や

 

ホットプレートで知られるブランド

「BRUNO(ブルーノ)」の公式通販サイトを模倣した

 

偽サイトによる被害が増えているとして、

消費者安全法に基づき、注意喚起しました。

 

では偽サイト(詐欺サイト)とはどのようなものなのだろうか?

防ぐ方法はあるのでしょうか。

 

 

 

 

偽サイト(詐欺サイト)とは

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偽サイトは、ネット通販会社の注文用のホームページから、

別のサイトに設置した偽の注文ページに誘導して、

注文入力をさせる仕組みになっています。

 

購入者が何の疑問も持たずに注文して代金支払いをすると、

品物は送付されずに代金だけ取られてしまう結果になります。

 

偽サイトの注文画面は、本物のページによく似せてつくられています。

 

購入者は偽サイトとは知らずに注文してしまい、

実際のネット通販会社には注文がいきません。

 

また、本物のページには無い、「全品50%オフ」

「閉店のためブランド品を在庫限りの大幅値引き」などといった

購入を煽るような表示があったりします。

 

実在の有名デパートを語ったネット販売のサイトで、

「コロナ被害で閉店します。

 20万円のブランド品を在庫限り5万円で販売します。

 お早めにどうぞ」

なんていう表示につられて

危うく注文してしまうところだったという話をよく聞きます

 

注文ボタンを押す一歩手前で、

「どうもおかしい、こんな有名店がこんなことをするはずがない」と

疑問に思って、このサイトを調べたところ、

実在の有名デパートとは全く関係のないサイトだったという話です

 

もし、注文していたら、代金だけだまし取られたか、

5万円の価値もないまがい物が送られてきたことでしょう。

 

 

◆どのような被害がでるのか

 

前でも述べたように、支払った代金をだまし取られてしまします。

消費財であればさほど高額にはならないので、

泣き寝入りなんてことも多いようです。

 

もっとも重大な被害は、

銀行口座や暗証番号、クレジットカード情報を盗み取られて、

詐欺犯に不正利用されてしまうことです。

 

この場合は被害額が大きくなる可能性があります。

 

 

◆偽サイトの見破り方

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では、どうすれば、偽サイトを見破ることができるでしょうか?

いくつかコツがあるので紹介します

 

 

・表示されたページの日本語が変な場合は要注意

外国人が運営している偽サイトの可能性があります。

はじめて訪れたページで

日本語に違和感を覚えた場合には、

何も注文しないことをオススメします

 

 

・他の通販サイトに較べてあまりにも商品が安い

インターネットで買い物が一般的になってから

価格も安くなってきていますが、逆に

カットできるコストも少なくなり

極端に安売りすることも難しくなっています

 

あまりにも安い場合には、偽商品の可能性も十分あります。

 

購入をあおるような表現が多い場合も注意が必要です。

 

 

・支払方法が「銀行振り込みの前払いのみ」

いまや、クレジットカードでの支払いもできることは普通です

特に理由なく、支払い方法が銀行振り込みだけの場合には

少し注意したほうがよさそうです。

 

代引きの指定ができない場合

実態がない販売業者かもしれません。

 

 

・会社名などの販売者情報が正しく記載されていない

法律では販売者情報の表示が義務付けられています。

ショップ名だけあって

会社名や所在地、

電話番号、責任者(代表者)氏名の記載のないサイトや、

実在しない内容の場合は、

偽サイト(詐欺サイト)と疑ってよいでしょう。

 

よくできた偽サイトは、販売者情報に、実在の有名店の情報を

載せているので、見破るのが難しい場合もあります。

 

 

・ページのURLがおかしい

例えば、日本でよく見かけるサイトだと

使用するドメインは「.jp」や「.com」のことが多いです

これが 「.cn」 だったりすると、少し気になります。

 

最近は一般のブログサイトでも

「.net」や「.xyz」「.biz」なども使われるようになってきましたが

違和感を覚えるサイトで

「.jp」や「.com」以外の場合は注意した方がよさそうです

 

また、URL中に企業のロゴ名を含むことが多いのですが、

よく似た違うロゴ名になっていたりします。

例えば、「dyson」通信販売サイトのケースですが

公式サイト https://www.dyson.co.jp

偽サイト https://www.dybin.com

 

なんかあやしいな?というときには、

こういったところをチェックすると

偽サイトを見破りやすくなります。

 

 

お金を取り戻す方法

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もし、偽サイトで買い物をして、支払いを済ませてしまった

場合は、一応、キャンセル処理を試してください。

 

キャンセル処理ができない場合は、

販売業者に連絡をして返金の手続きをしてください。

 

「一応」と書いた意味は、

偽サイトは最初から、だまして代金を詐欺することが目的なので、

キャンセルができなかったり、電話が通じなかったりするでしょう。

 

その場合は、以下の方法で対応することで、

お金を取り戻すことができます。

 

 

銀行振込で支払いを行った場合

銀行振込で支払いを行った場合には、

振込先の口座がある金融機関の窓口へ相談しましょう。

そして速やかに、警察署に被害届を提出しましょう。

 

被害届は警察署か、都道府県別のサイバー犯罪対策窓口で

受け付けてもらえます。

 

お金を取り返す手段としては、

組戻しと、「振り込め詐欺救済法」に基づく手続きがあります。

 

前者は、振り込んだお金を相手の了解のもと戻してもらう方法。

後者は、犯罪利用された口座を凍結し、

そこに残ったお金を被害者へ配分するという方法です。

 

 

クレジットカードで支払いを行った場合

クレジットカードで支払いをした場合には、

チャージバックという方法があります。

 

チャージバックとは、

クレジットカードの不正利用や商品の未発送、

届いた商品の破損といった理由で

カードのユーザーが決済に対して同意しない場合に、

クレジットカード会社が売上を取り消して

ユーザーに返金する仕組みです。

 

使用したクレジットカード、購入日時がわかるもの、

メールなどの通信記録、業者やサイトの名前を確認した上で

早急にカード会社に連絡をしましょう。

 

 

まとめ

よく作られた偽サイトは見破ることが難しく

さらに、購入をうまくあおってくるので

思わず購入してしまう、という事例が多くあります

 

うますぎる話だな

なんだか変だな

という感覚があれば、注意して

 

万が一、あとから偽サイトとわかった時には

早めに対処することで

お金がもどってくることがありますので

参考になれば幸いです。