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ずいきと芋がらの違いは「生」か「乾燥」か。ぜひ摂取したい4つの栄養素

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「芋がら」をご存知でしょうか?

 

芋がらは近年注目をされている

スーパーフードであり人気が高まっています。

 

そんな「芋がら」ですが

同じようなもので「ずいき」があります。

 

この「ずいき」と「芋がら」の違いとは一体何なのでしょうか?

 

また芋がらの栄養やアク抜きが大事になってきます。

 

ここではそんな芋がらについて解説をしていきます!

 

 

 

 

 

芋がらには栄養があるの?気になる!

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芋がらですがよくずいきとも呼ばれますね。

 

この違いですが、

乾燥の有無によって呼ばれ方が変わっています。

 

 

里芋の茎で生がずいき、乾燥が芋がら

 

「ずいき」とは里芋の茎の部分の皮を剥いたもので

生の状態のものをいいます。

 

この「ずいき」をさらに乾燥させたものが「芋がら」です。

 

生のものが「ずいき」

乾燥させたものが「芋がら」

ということですね。

 

生のものと、乾燥させたものである芋がらも合わせて、

ずいき、と呼ぶこともあるようなので、ちょっとややこしいです。

 

ずいきは旬の季節が限られていることから

出回る場合は乾燥させて流通させることが多いです。

 

ですので

ずいきよりも芋がらの方がよく聞くことがあると思います。

 

そんな芋がらですが栄養はあるのかが気になりますよね。

 

 

芋がらに含まれる4つの栄養素

結論から言うと、芋がらには栄養がめちゃくちゃあります。

 

芋がらは戦国時代には兵糧としても使われていました。

 

芋がらを編み込んだ芋がら縄は縄としても使うほか、

栄養価の高い食料としても使われており

戦国武将の食事になったとされています。

 

芋がらには以下のような4つの栄養が含まれています。

 

 

アントシアニン

 

芋がらとしてよく使われるのは里芋の中でも赤芋茎です。

 

こちらは茎がその名の通り

赤色になっているのですが、

アントシアニンを豊富に含んでいます。

 

アントシアニンは目の疲れを癒やすほか、

腸内環境の改善効果もあります。

 

その他にも余分な脂肪を落とすダイエット効果もあります。

 

 

亜鉛

 

亜鉛は大切な身狙う分ですね。

 

皮膚や髪の毛の源になる他、生殖機能にも効果を発揮します。

 

タンパク質をより効率的に吸収させることもできるので、

セットで摂るとより効果的ですね。

 

 

カリウム

 

カリウムは体内の水分調節をする働きがあります。

 

余分な水分を排出してむくみを改善するほか、

血圧を下げる効果もあるので

高血圧が気になる人も効果があります。

 

 

マンガン

 

マンガンは炭水化物や脂質、タンパク質といった三大栄養素の吸収を助けるミネラルです。

 

骨の形成やホルモンバランスも整わせる効果があります。

 

 

・食物繊維

 

芋がらには不溶性の食物繊維がたくさん含まれています。

 

こちらを摂取すると腸内で水分を吸収して膨らみます。

 

その結果、腸の動きが活発となって便秘改善効果が期待できます。

 

このように芋がらにはミネラルを中心として様々な栄養素が含まれています。

 

芋がらは戦国時代から続く、栄養価の高い保存食です。

 

現代でもその効果は十分感じることができるので、

気になる方は芋がらを食べてみてくださいね。

 

 

芋がらのアク抜きや調理の仕方を紹介します!

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栄養いっぱいの芋がらといっても

そこまで馴染みのある食材ではありませんよね。

 

なのでアク抜きや調理の仕方が

いまいちわからない人も多いでしょう。

 

続いて芋がらのアク抜きや調理の仕方を紹介していきます。

 

芋がらですが、

アク抜きをする際には以下の手順を意識するようにしましょう。

 

 

芋がらのアク抜き手順

 

①芋がらをそのままぬるま湯につける

 

まずは乾燥した芋がらを元に戻します。

 

芋がらをぬるま湯につけたら水分を吸収して、ふくらんでいきます。

 

大体30分ほどつけておけば十分に膨らみますよ。

 

 

②芋がらを切る

 

そのままですと調理もアク抜きもしにくいので、

芋がらを食べやすいサイズで切るようにしましょう。

 

 

③芋がらを煮る

 

芋がらが浸るぐらいの水を鍋に入れてしっかりと煮るようにしましょう。

 

お酢と塩を少量入れて、まずは強火でしっかりと煮ていきます。

 

お湯が沸騰をしたら中火にして15分ほど蓋をして煮てアク抜きをしていきます。

 

 

④粗熱をとる

 

芋がらを煮終わったらザルにあげて、

流水で流し粗熱を取っていきます。

 

このような手順を行えば、

芋がらのアク抜きは完了です。

 

 

芋がらのおすすめ調理は煮物

芋がらの調理法としては、

やはり煮物がおすすめです。

 

芋がらはよく水分を吸って

味が染み込みやすい他、

きゅっきゅっとした食感がたまらないです。

 

また食べているうちに

ほのかな甘さも感じることができます。

 

芋がらだけでも良いですが、

他の野菜やお肉と一緒に煮るだけでも、

栄養価の高いおかずが出来上がります。

 

 

味噌汁や酢の物にも使える

それ以外に芋がらの調理法としては

味噌汁や酢の物にも活用することができます。

 

どちらも芋がらの美味しさと

食感を味わうことができるので、おすすめですよ。

 

芋がらは火を通しすぎると

独特の食感が失われてしまいます。

 

なので程よく火を通して、

独特の食感はできるだけキープをするようにしましょう。

 

ぜひ芋がらをしっかりアク抜きをして、

美味しく食べるようにしてくださいね。

 

 

 

まとめ

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「芋がら」は「ずいき」を乾燥させたものです。

 

芋がらは戦国時代から兵糧としても使われており、

栄養価も非常に高くなっています。

 

ミネラル分も豊富に含まれているので、

その効果は現代でも感じることができるはずです。

 

芋がらを食べる際にはしっかりと

アク抜きをするようにしましょう。

 

調理用としては煮物がおすすめですが、

それ以外にも味噌汁や酢の物などにも使うことができます。

 

ぜひ芋がらを美味しく食べて、

健康効果も感じるようにしてくださいね。