ぽよブロ

気になった最近の話題をブログにつづります!

MENU

1回きりの使用で捨ててしまう!歯磨き粉チューブのプラごみ削減は可能か?

f:id:poyo-you:20220416144538j:plain

旅先のホテルや旅館での歯磨き。

 

アメニティグッズの一つとして歯ブラシは

たいていの宿泊施設に常備してありますね。

 

そして、歯ブラシと小さいプラスチック製の

チューブ状の歯磨き粉がビニール袋に

入った状態が1人分。

 

それが宿泊する人数分用意してあります。

 

歯ブラシ、歯磨き粉、ビニール袋はいずれも

プラスチック製のものが多いと思います。

 

1泊の場合、宿泊した日の夜、翌朝の2回

利用すると、それら全ては捨てられ、

ゴミとなります。

 

少し考えるだけでも、ものすごい量の

プラスチック製のゴミが出ていると

想像できますね。

 

そこで、歯磨き粉チューブをプラスチック以外の

材料で作った製品が登場しました。

 

その製品を使用することで、

なんと98%のプラ削減を実現したそうです。

 

今回はその商品のご紹介と今後、

こんな事業でもこの技術が活かせるのではないか

ということについて書いていこうと思います。

 

 

 

歯磨き粉チューブのプラごみ削減を実現した会社をご紹介

f:id:poyo-you:20220416144610j:plain

 

98%のプラ削減を実現したのは「MiYO Organic」という製品です。

動画は下記を参照

ABEMA Morning【平日あさ7時〜生放送】 - 最新ニュース - 脱プラな歯磨き粉 (ニュース) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA

 

チューブに入っていない歯磨き粉

「歯磨きペーパー」の予約を

4月1日から開始したそうです。

 

「歯磨きペーパー」とあわせて、

竹でできた「竹歯ブラシ」も販売しており、

両者を組み合わせて使用することで、

より多くのプラスチックゴミを減らすことが

できますね。

 

世界中で1年間に廃棄されるプラスチック製の

歯ブラシは、約36億本にのぼるとも

言われています。

 

すべての歯ブラシが宿泊施設で利用される

わけではありません。

 

ですが、先ほども記載したように、

1泊の場合、夜と翌朝の2回使用したら

ゴミとなってしまいます。

 

 

そのように、お客さんが変わるたびに

使い捨てられるため、36億本のうち、

宿泊施設から捨てられるものが

相当数を占めると考えられますね。

 

歯磨き粉も同等数を想像できます。

 

これだけの量を98%削減できるということは

素晴らしいですね。

 

今後の動向にも期待したいですね。

 

 

「歯磨きペーパー」を日常生活で使用するのは

あまり現実的ではなさそうです。

 

ただ日常生活において、

プラスチック製の歯ブラシを

使用するのではなく、

「竹歯ブラシ」を使用することで、

わたしたち個人の行動でも

プラスチックごみの削減に協力できそうですね。

 

 

竹歯ブラシも注意点があります。

 

自然の素材で作られているため、

 

「風通しのいいところに置く」

「お風呂場など湿気の多い場所での使用や保管は避ける」

 

などの対策をしながら

使用する必要があるようですが

そんなにむずかしいことではなさそうですね。

 

歯ブラシの交換頻度は個人差が大きいと

思いますが、歯科医師会によれば、

1ヶ月に1度は雑菌予防のために

取り替えたほうがよいとされているそうです。

 

1ヶ月に1度交換するということは

1ヶ月に1度プラスチックごみが出る

と言うことですね。

 

交換頻度の高いものだからこそ、

環境にやさしい素材を使用した歯ブラシを

使っていきたいですね。

 

わたしも小さなことからコツコツと

行動していきたいと思います。

 

 

今後も応用できる事業とは

f:id:poyo-you:20220416144932j:plain

「歯磨きペーパー」のように、

一回分の液状のものを

液状以外の形状に加工できる技術は、

他にも様々な事業に応用できそうと、

筆者はワクワクしております。

 

例えば、お惣菜のお寿司などに入っている、

一食分のお醤油。

 

今はプラスチック製の小袋に入っていますよね。

使い捨てのプラスチックゴミになります。

 

調べてみると、粉末醤油、

パウダーしょうゆという製品も

発売されているようです。

 

液体醤油を粉末化した、粉末醤油なので、

これらを紙の小袋にいれることにより、

プラスチックゴミの大幅な削減

にもつながりそうですね。

 

今後、このような一食分の使い捨て専用の

プラスチック製品がどのように変化していく

のかを注目していきたいと思います。

 

 

まとめ

f:id:poyo-you:20220416145106j:plain

SDGsに合わせた環境に配慮した取り組みは、

今、世界中で行われていますね。

 

今回はプラスチック製のチューブに入った

歯磨き粉でなく「歯磨きペーパー」の

ご紹介をしました。

 

なんと98%のプラスチック製のゴミを

削減できるということです。

 

合わせてプラスチック製の歯ブラシでなく、

「竹歯ブラシ」のご紹介もしました。

 

合わせて利用することで大幅に

プラスチック製ゴミの削減が実現できますね。

 

他の企業では、以下のような取り組みも

始まっているようです。

 

・宿泊施設側は歯ブラシを提供せず、「マイ歯ブラシ」の持参を呼びかける。

・歯ブラシの回収ボックスを設置し、回収したアメニティーを適切な方法でリサイクルし、

新たに歯ブラシケースとして再生する。

・プラ製アメニティを客室には置かないで、フロントに置くことで使用量を減らす。

 

 

今回は、企業側の取り組みを2つご紹介

しましたが、企業だけの取り組みでなく、

わたしたち個人一人ひとりも

環境に配慮した行動を取ることが大切ですね。