ポメラでできる、最強のデジタルメモ術!ポメラが持つ10機能を紹介
手軽に持ち運べて、外出先でスマートに文書を作成したい…。
そんなニーズに答えるのが「ポメラ」です。
ポメラは、過去に流行った「ワープロ」の様に、文字入力専用機です。
キーボードとモノクロの液晶ディスプレイを装備していて、単体で文書編集が可能です。
作成した文書ファイルは、USB、SDカード、Wi-Fiを経由してパソコンへ送付する事も可能です。
コンパクトに折り畳めて、いつでもどこでも手軽に使えるので、文書作成やメモを取るのに最適です。
ただ、文字入力専用機のため、Webサーフィンや、ゲームなどはできません。
ポメラは2008年に初代機がリリースされ、以降熱狂的なファンに支えられ、バージョンアップされた製品がリリースされ続けています。
2022年に発売のDM250は、次の機能を持っています。
・機能1: ATOKによる文字変換
・機能2: アウトライン機能
・機能3: 行番号、グリッド表示
・機能4: 縦書き・横書き切り替え
・機能5: 白黒反転表示
・機能6: 文字サイズ指定
・機能7: 行間設定
・機能8: ファンクションキーの割り当て設定
・機能9: 電子辞書搭載
・機能10: 表形式の入力機能
ここでは、ポメラ DM 250が持つ10機能について説明します。
更に、パソコンでおなじみのマイクロソフトWord との互換性、ポメラのフォルダ管理機能についても説明します。
■ポメラの機能をご説明!パソコンで最も利用頻度の高いWordとの互換性は?
ポメラDM250の機能について説明します。
・機能1: ATOKによる文字変換
高性能日本語入力システムATOKを搭載、高速で賢い日本語変換により、ストレスなく文書作成ができます。
・機能2: アウトライン機能
本分エリアとは別に、左側に見出しエリアがあり、見出しを見ながら文書作成が出来ます。
見出しは、段落の先頭にピリオドを打つだけで、簡単に作成できます。
見出し単位での移動や削除が行えるので、簡単に章立ての編集が出来ます。
・機能3: 行番号、グリッド表示
画面左側に行番号を表示します。
長い文書を書くとき、行番号を目安に書くと便利です。
また、背景にグリッド線を表示する事も出来ますので、より見やすく文書作成を進める事が出来ます。
・機能4: 縦書き・横書き切り替え
縦書き・横書きを切り替える事ができます。
作成する文書に応じて書き方を切り替えたい時に便利です。
・機能5: 白黒反転表示
画面を白黒反転する事ができます。
作業場所の明るさに応じて、白画面、黒画面を切り替える事で、文字が見やすくなります。
・機能6: 文字サイズ指定
お好みの文字サイズを選択する事ができます。
・機能7: 行間設定
行間の幅を選択する事ができます。
行間を広くして見やすくしたり、行間を狭くして情報をたくさん詰め込んだりと、用途に合った文書を作成出来ます。
・機能8: ファンクションキーの割り当て設定
ファンクションキーに、よく使うキーを割り当てる事で、文書作成をより効率的に行う事ができます。
・機能9: 電子辞書搭載
国語辞典、英和辞典、和英辞典の3つの辞典を搭載しています。
・機能10: 表形式の入力機能
CSV形式の表を作成することができます。
以上がポメラの機能になります。
文書編集に必要な機能は一通り揃っていますが、パソコンで使えるオフィスソフトと比較すると足りない機能もあります。
ポメラで作成した文章をパソコンで編集したい場合、次の方法でパソコンに取り込むことができます。
・パソコン取込方法1: USBケーブルをパソコンと接続してファイルをやりとりする
・パソコン取込方法2: SDカード経由でファイルをやりとりする
・パソコン取込方法3: Wi-Fでメール送付 / iOSのメモと同期する ”ポメラSync機能” を利用
以上の方法でパソコンに取り込んだ文書ファイルをWordで編集できます。
残念ながら、ポメラにはWord (.doc / .docx) 形式のファイルとの互換性が無いため、Word形式のファイルポメラで表示することはできません。
Wordで作成した文書ファイルをポメラで表示する場合、テキスト形式(.txt 形式)で保存する必要がありますので、注意が必要です。
Wordとの互換性はありませんが、ノートパソコンと比べて、ポメラDM250には次のメリットがあります。
・メリット1: 電源Onから起動までの時間が短い
・メリット2: 電子ペーパー採用のため、目が疲れにくい
・メリット3: 500mlのペットボトルとほぼ同等の 620gという軽量さ
・メリット4: ネットに接続出来ないため、文書作成に全集中!!
・メリット5: ATOKで入力ミスを軽減
・メリット6: 価格は6万円台と、パソコンよりお求め易い
実際に、家電店で展示デモを触って、ポメラの機能を体感頂いてはいかがでしょうか。
■フォルダ管理機能を活用して文書ファイルを整理する
ポメラでは、フォルダ作成 及び 作成したフォルダに文書ファイルを格納することができます。
例えば、日付毎にフォルダを作成して文書ファイルを日付で管理したり、クライアント毎にフォルダを作成して文書ファイルをクライアント別で整理したり、といった使い方が可能です。
フォルダにはいくつか制限があります。
・フォルダの制限事項1: フォルダの階層は、最大 5 階層まで
・フォルダの制限事項2: フォルダ名は、最大全角 18 文字まで
ただ、上記制限で困る事例は少ないかと思いますので、実運用上問題ない範囲だと思います。
■まとめ
ポメラ DM 250が持つ10機能、マイクロソフトWord との互換性、ポメラのフォルダ管理機能について説明しました。
もし、「いつでもどこでも手軽に文書作成がしたい」、「メモを手軽に作成したい」とお考えでしたら、ポメラをご検討されてみてはいかがでしょうか。