ゲーム開発ってどんなお仕事?主な業務内容を5つご紹介
コンピュータでプレイ出来るゲームといえば、どんなゲームを思い浮かべるでしょうか。
世界初のコンピュータゲームは、1958年にアメリカで制作されたテーブルテニス型のゲームだと言われています。
それから60年、コンピュータゲームは進化を続け、業務用、家庭用、ポータブル機、携帯電話用と様々なハードウェア上で稼働するようになりました。
ジャンルも増え、アクション、シューティング、ボードゲーム、カードゲーム、クイズ、RPG、ADV、パズル、格闘、音楽ゲームなど、多数あります。
60年経った現在、美しいグラフィック、音楽、ストーリーなど、プレイヤーを魅了する新しいゲームが日夜開発され続けています。
そんな世界に憧れて、ゲーム業界に就職したい、と考えたことはありませんか。
ゲームを開発するためには、様々なスキルが必要とされ、1人だけで作り上げるのは難易度が高く、分業制が進んでいます。
・ゲーム開発の業務内容1: プログラマー
・ゲーム開発の業務内容2: ディレクター
・ゲーム開発の業務内容3: ゲームプランナー
・ゲーム開発の業務内容4: シナリオライター
・ゲーム開発の業務内容5: グラフィッカー
ここでは、ゲーム開発の主な業務内容5つについて説明します。
更に、ゲーム開発は儲かるのか、就職する時に必要なスキルについても説明します。
■ぶっちゃけ、ゲーム開発って辛いだけで儲からない?そんな疑問にお答えします
それでは、ゲーム開発の業務内容について説明します。
・ゲーム開発の業務内容1: プログラマー
ゲーム開発の中心業務になります。
クライアントやディレクターからの要求に答えるべく、プログラムを開発して行きます。
・ゲーム開発の業務内容2: ディレクター
ゲーム開発の全体を指揮します。
ゲーム開発チームのまとめ役で、スケジュール管理、スタッフへの指示などを行い、ゲーム開発を円滑に進行させ、予定通りにゲームを創り上げる役割を担います。
・ゲーム開発の業務内容3: ゲームプランナー
クライアントや市場のニーズなどを把握し、ゲームを企画、コンセプトやテーマを考え、それに基づきゲームの企画書を作成します。
出来上がった企画書をクライアントや社内にプレゼンし、企画が通ればゲーム制作へと進みます。
・ゲーム開発の業務内容4: シナリオライター
ゲームのストーリーや、台本などを制作します。
具体的には、ゲームの世界観、登場人物、ストーリー、物語の流れや伏線、といったゲームのストーリー全般を制作します。
・ゲーム開発の業務内容5: グラフィッカー
ゲームに使用する絵を制作します。
背景、建物、登場人物、メカ、武器、小道具、アイテムなどはもちろん、メニューやアイコン、アニメーションと、ゲームに表示するすべての物を描きます。
プログラマーというと、徹夜続きの大変な仕事で、しかも儲からない、という説があります。
確かに、プログラマーというお仕事は、「コンピュータ」という難解な機械を「プログラミング言語」と呼ばれる難解な言葉で、意図通りに操るアプリケーションを創造するお仕事です。
ほんの小さなミスで機械が動かなくなり、その原因を突き止めるのに多くの時間を割く事もあります。
解決しないと出荷できないので、納期に間に合わせるため、必然的に残業や徹夜をしなければならなくなります。
そうやって苦労して製品が出来上がった時の達成感はとても大きなものです。
最近は、残業規制やプロジェクトマネジメントの浸透が進み、大変な状況のプロジェクトは減っています。
ちなみに、2022年のゲーム業界の平均年収は、400万〜600万円だそうです。
600万円台は大手ゲーム会社で、就職はなかなか難しい様です。
■ゲーム開発会社が求める人材は?ニーズにマッチするスキルはコレ!!
ゲーム開発会社も、良い人材に就職頂きたいと考えています。
ゲーム開発会社が考える「良い人材」の条件は次の通りです。
・良い人材の条件1: .高いコミュニケーション能力
ゲームは1人で作るものでは無く、多くの仲間とチームになって作って行きます。
そのため、良好なコミュニケーションが取れる事が重要な条件になります。
コミュニケーションが苦手な方は、ゲーム開発に不向きだと言えます。
・良い人材の条件2: 強い熱意
ゲーム開発とは、この世に存在しない物を1から創造するお仕事です。
無から有を生み出すには、大変な労力が必要で、地道な作業をコツコツ続ける必要があります。
そのためには、「新しいゲームを生み出すんだ!」という強い熱意が必要です。
・良い人材の条件3: .プログラミングのスキル保持
やはり、プログラミングスキルは大切です。
スキルが高い方が採用率が高まります。
普段から、プログラミングスキルを磨いておいた方が有利です。
ゲーム開発会社への就職を目指しているのでしたら、参考にして頂ければ幸いです。
■まとめ
ゲーム開発の主な業務内容、ゲーム開発は儲かるのか、就職する時に必要なスキルについて説明しました。
日本のゲーム業界には約2,000社ほど会社が存在しているそうです。
もし、ゲーム開発に興味があれば、とりあえずスキルの事は後回しにして、気になる会社の会社説明会に参加されてみてはいかがでしょうか。