壁に穴あけせずコンセントの差込口を増やす3種類の新しい電源タップを説明します
パソコン、スマートフォン、家電製品などなど、コンセントを利用する機器はどんどん増え続けています。
特に、スマートフォンやバッテリの充電のため、コンセントの口を常に開けておく必要があるかと思います。
コンセントを増やす場合、壁に穴を空けて、新たにコンセントを作る方法もありますが、手間と電気工事の知識が無いと難しいと思います。
お手軽にコンセントを増やす方法として、市販の電源タップを買ってくる方法が一般的かと思います。
電源タップも日々進化しており、様々な商品が展開されています。
その中でも、従来のデザインと大きく異なる3種類があります。
・電源タップ1 : 六角形
・電源タップ2 : タワー型
・電源タップ3 : コンセント直挿し型
ここでは、従来のデザインと大きく異なる3種類の電源タップについて説明します。
合わせて、安価に購入できる格安電源タップについても説明します。
■新しい種類の電源タップは使える?日本製のUSB付き電源タップをお勧めする理由
電源タップには、いくつか特徴があります。
・特徴1 : コンセントの差込口数
電源タップのコンセント差込口数は、1個口から30個口のものまで販売されています。
家庭用は6個口のものまでとなっており、7個口以上はオフィス用途向けとなっています。
・特徴2 : 延長コードの長さ
0.1mから20mのものまであります。
壁のコンセントの位置から電源タップを配置するまでの長さを測り、適切な長さのコードを選択することをお勧めします。
・特徴3 : マグネットの有無
マグネットがあると、鉄の壁に電源タップを張り付ける事が出来るため、便利です。
ただ、一般家庭では鉄の壁は無いため、使い道が難しい所です。
・特徴4 : 電源Off/Onスイッチの有無
コンセント単位に電源Off/Onが出来て便利です。
節電効果も高まります。
・特徴5 : USBポートの有無
USBポートがあると、スマートフォンやバッテリの充電の際、USBケーブルを直接挿せるため、非常に便利です。
・特徴6 : 雷ガードの有無
落雷などで、コンセントに接続している機器に過電流が流れることを防ぐことが出来ます。
滅多に起こりませんが、高額の機器を接続している場合、故障を回避できるので安心です。
・特徴7 : ブレーカーの有無
電源タップに複数の電子機器を接続し、ある一定以上の電流が流れると、電源を自動的にOffするのがブレーカーです。
ブレーカーが付いていると、火災の防止に役立ちますが、そもそもそんなに沢山電子機器を繋がないのであれば、無くても問題ありません。
基本的に、多機能な電源タップの方が高価になります。
ご家庭で利用する場面をよくお考えの上、どの様な機能が必要か決めた上で、最適な電源タップを選ぶことをお勧めします。
ここから、新しい種類の電源タップについて説明します。
・電源タップ1 : 六角形
どの方向からもコンセントを差し込むことができます。
また、差込口が斜めになっており、コンセントを差込み易くなっています。
USBポートも4ポートあり、スマートフォンやバッテリを直接USB接続する事ができます。
・電源タップ2 : タワー型
従来の電源タップはコンセント口が一列にならんだ物が一般的でした。
タワー型の電源タップは、コンセント口が縦に並んだ構造となっています。
この形状であれば、机の上の狭いスペースを活用でき、持ち運びにも便利です。
もちろんUSBポートも備えており、スマートフォンやバッテリを直接USB接続する事ができます。
携帯用には非常に便利です。
・電源タップ3 : コンセント直挿し型
壁に取り付けられているコンセントの上に直接挿すタイプの電源タップです。
コンセント口が6口、USBポートが2ポートあります。
これがあれば、場所を取る電源タップは不要になり、直接壁にコンセントを挿す事ができます。
電源タップは、電気を扱う商品のため、粗悪な製品であれば火災の原因にもなります。
新しいタイプの電源タップはすべて日本製の製品が発売されており、安心して利用する事ができます。
更に、USBポートも装備されており、スマートフォンやバッテリの充電にコンセント口を使う心配もありません。
家電製品が増え、コンセントの口数を増やしたい場合、これらの製品を選択肢に加えるもの有効な方法です。
■お金を掛けずUSB付き電源タップをゲットしたい!100均電源タップは使えるのか?
100均ショップでも電源タップを入手する事ができます。
なるべく安価に済ませたい場合、100均ショップの電源タップを購入するのも手です。
発熱や発火が気になる場合、「PSEマーク」があるかチェックします。
「PSE」マークは、電気用品安全法に適合した商品である事を示すマークです。
このマークがあれば、安心して利用する事が出来ます。
コンセントの口数は1〜3個の製品が殆どで、USBポート付きのものもあります。
購入する際、必要な口数をしっかり確認の上、商品を選択しましょう。
■まとめ
新しい種類の電源タップと、100均で買える電源タップについて説明してきました。
まだ電源ケーブルが主流ですが、将来ワイヤレス充電が主流になって、壁からコンセントがなくなる日が早く来てほしいと願っています。