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ここまでできる!進化した警備ロボットで自宅警備



警備のお仕事は24時間365日労働で、昼夜逆転生活もあり、若い方には敬遠されがちな職業のため、人手不足が続いています。

 

そこで、警備業界では、人手不足解消のため、「警備ロボット」の導入が進んでいます。

 

まだまだ出来ることは限定的ですが、人間と同じことができる様、日々進化し続けています。

 

そんな警備ロボットで「自宅を警備する」際、具体的に実現可能な項目を4つ挙げました。

 

・24時間365日監視

・侵入者の検知・通報

・見た映像をカメラで録画できる

・自宅の様子を外から確認

 

こちらの記事では、上記の内容について解説し、更に警備ロボットの弱点と弱点克服に向けた対策などを解説します。

 

 

家庭で活躍する警備ロボットでできる事

「警備」のお仕事には、様々な種類がありますが、警備業法で次の4つに分類されています。

 

1号警備:建物や施設に警備員が常駐して巡回、防犯カメラの監視、建物の入出管理

2号警備:交通誘導警備、雑踏警備、イベント・商業施設・駐車場などの誘導や整理

3号警備:美術品や現金輸送車などの警備

4号警備:身辺警護(いわゆるボディガード)

 

今回お話する「自宅の警備」は、1号警備に該当します。

 

一般的に、1号警備は24時間365日の警備が必要で、かなり負担が掛かりますし、就職希望者が少なく、人手不足となっています。

 

そこで、警備ロボットの採用が増えているのです。

 

ロボットであれば、電源さえ供給すれば24時間365日働くことができますし、危険な現場でも対応可能です。

 

ロボットなので、感情もありませんし、サボったり手を抜いたりすることもありません。

 

決まった作業を機械的に実行してくれるので、ロボットに適した業務と言えます。

 

1号警備用の警備ロボットは、業務用だけでなく、家庭用もあります。

 

家庭用の警備ロボットでできる事は、次の4つです。

 

・24時間365日監視

電池さえ補給できれば、24時間365日監視が可能です。

 

・侵入者の検知・通報

センサーを使って、夜間に侵入者を検知、アラームを鳴らしたり、家族へのメール、警察や警備会社への通報も自動で実施可能です。

 

また、スピーカーを使って、宅外からスマホ経由で音声を発生する機能もあります。

 

・見た映像をカメラで録画できる

カメラ内蔵の警備ロボットであれば、監視カメラとして昼夜問わず映像を記録する事ができます。

 

ドライブレコーダーの様に、何かあった時の証拠としての活用も期待できます。

 

・自宅の様子を外から確認

警備ロボットが撮影した映像を、宅外からスマホ経由で確認する事ができます。

 

カメラの角度を外から調整する事で、宅内をくまなく確認することもできます。

 

家庭用の警備ロボットでできる事を4つ挙げました。

 

価格も数千円〜数万円代となっており、手に届く価格帯になっています。

 

ただし、メーカーや機種により、実施できる機能は異なります。

 

しかし、現在の警備ロボットには限界があり、人とまったく同じ警備が出来る訳ではありません。

 

業務用、家庭用、どちらにも言えますが、次のような弱点があります。

 

・来訪者と侵入者の判別

・自律的な緊急対応

・漏電や配線などの危険な箇所の自動検出

・侵入者の撃退

 

これらの弱点を克服するための取り組みについて紹介します。

 

警備ロボットの弱点をAIで克服

警備ロボットの弱点と、弱点を克服するための取り組みについて、詳しいく見ていきます。

 

・来訪者と侵入者の判別

ロボットは、人間のように来訪者か侵入者か判断することが苦手です。

 

ロボットが人間のように判断するためには、AIや機械学習を使って、判断方法を学習する必要があります。

 

現在、写真から、人か物かを区別する研究が進められています。

 

・自律的に緊急対応する

ロボットは、プログラミングされていない事は実行できません。

 

例えば、巡回中に放火されたり、地震でビルが破損して廊下が通れなくなった時など、自分で判断して回避行動を取ることはできません。

 

様々な事象を想定し、AIと機会学習を組み合わせる事で、段階的に緊急事態への対処が可能になると予想されます。

 

・漏電や配線などの危険な箇所を自動検出する

更に難易度が高い「起こりそうな危険を未然に防ぐ」もAIの進化で対処できるようになります。

 

例えば、映像から「漏電が起きている」箇所の発見や、「廊下に積んである箱が崩れそう」な場所の発見したら、異常を発報する、といった機能があれば、危険を未然に防ぐ事ができます。

 

AIの進化で、人間でも見落とすような異常をロボットが発見してくれるのであれば、とても頼りになりすね。

 

・侵入者の撃退

「侵入者の撃退」は、業務用ロボットでも実現が難しい難題です。

 

現在、侵入者に対し、アラームを発報したり、粉を噴射して視界を奪うといった機能は実現していますが、ロボコップの様に人間を行動不能にできるロボットの登場はまだまだ先でしょう。

 

人間を行動不能にするロボットの登場には、やはりAIによるロボットの動作の高速化や人間の考えを先回りして対処するといった様々な課題があります。

 

まとめ

自宅用の警備ロボットで実現可能な警備内容をまとてみました。

 

完全に人の替わりを務める事は難しいですが、ある程度留守を任せられる事は間違いありません。

 

新居を購入したばかりの方や、自宅を空ける事が多い方は、家庭用警備ロボットの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。