ぽよブロ

気になった最近の話題をブログにつづります!

MENU

卒業ソングはいつからはじまった?定番ソングは?

f:id:poyo-you:20220404121745j:plain


卒業式には

別れを惜しむ歌が歌われます

 

いわゆる卒業ソングですね。

 

昔ながらの定番の曲もあれば

ポップスなども歌われるようになりました。

 

調べてみると、卒業ソングのはじまりは

1880年ぐらいまでさかのぼれそうです

 

定番ソングを振り返りながら

卒業ソングを紐解いていきたいと思います。

 

 

 

 

卒業ソングとは

毎年、卒業シーズンになると、

テレビやラジオから卒業ソングが聞こえてきます。

 

社会人となった私たちにとって、

卒業ソングは旅立ちの日を懐かしむ思い出の歌です。

 

この3月の旅立ちの日に

小中学校、高校などの卒業式で合唱する歌を、卒業ソングと呼んでいます。

 

卒業式で使われる歌は、

定番はあるものの、決まっているわけではありません。

 

学校によってそれぞれ選ばれています。

 

昭和30年代までは、「仰げば尊し」、「蛍の光」がよく歌われていました。

 

平成になって「旅立ちの日に」も多くの学校で歌われるようになりました。

 

卒業ソングにはっきりした定義はありません。

 

定番といわれる歌は、楽しかった思い出、友人との別れ、

旅立つ不安と期待などが歌詞・曲で表現された、

思わず感動して涙を流すような歌が選ばれているようです。

 

また、流行もあります。テレビドラマの影響も大きいです。

 

学生たちに、どんな歌が支持されているのでしょうか?

歌いやすさや共感を呼ぶ歌詞なども影響します。

 

海援隊の「贈る言葉」はそのよい例です。

 

ちなみに、海外では、

日本のようにみんなで合唱して感動するような、

卒業ソングの習慣はないそうです。

 

卒業ソングのはじまり

f:id:poyo-you:20220404121755j:plain



蛍の光」、「仰げば尊し」、「贈る言葉」、「旅立ちの日に」が

定番中の定番で、誰でも知っている歌です。

 

 

蛍の光

スコットランド民謡に日本語の歌詞をつけた曲です。

明治14年(1881)に日本の唱歌となりました。

 

海軍兵学校の卒業式で歌われたのが最初だと言われています。

別れの歌のイメージから、

小学校などの卒業式でも広く歌われるようになりました。

 

 

仰げば尊し

明治17年(1884)に発表された日本の唱歌です。

明治から昭和にかけて、学校の卒業式で広く歌われ、

卒業生が教師に感謝し学校生活を振り返る内容の歌です。

 

40代以上の世代の方には心に残る懐かしい曲のようです。

 

しかし、歌詞に「いと」「やよ」のような古語を多く含むために、

小学生にとっては分かりにくいことや、

教師を賛美する内容が今の時代にそぐわないことが背景にあって、

近年は人気の流行歌から選ばれることが多くなりました。

 

 

贈る言葉

昭和54年(1979)に海援隊が歌い、シングル発売され大ヒットしました。

この曲は大人気ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)の

第1シリーズの主題歌でした。

 

ドラマの最終回は涙の卒業式でした。

クラスの謝恩会で、海援隊がこの歌を歌い、

途中から生徒達も泣きながら合唱しました。

 

この場面から、「贈る言葉」は卒業ソングとして、

多くの人の心に刻まれていったのでした。

 

その後、卒業式で歌われるようになり、

現在でも上位にランクされる、卒業ソングの定番になっています。

 

 

旅立ちの日に

平成3年(1991)3月、埼玉県秩父市立影森中学校で、

卒業生を送る歌として教員が作詞・作曲した合唱曲です。

その後、2007年にSMAPが出演したNTT東日本

CMソングに起用されたのをきっかけに知名度が上がりました。

そして、全国の学校で歌われるようになりました。

 

 

人気の卒業ソング

近年は、卒業ソングはバラエティー豊かになり、

多くのアーティストが流行歌として歌っています。

 

卒業式でどんな曲を歌うかは、学校が生徒に押し付けるのではなく、

生徒の自主性に任せて、

生徒たちが自ら歌いたい曲を選ぶというやり方が多いそうです。

 

ざっと上げただけでもこんなにたくさんのタイトルがあります。

・卒業写真 / 荒井由実松任谷由実

旅立ちの日に・・・/ 川嶋あい

・手紙~拝啓 十五の君へ~/アンジェラ・アキ

・ありがとう/ いきものがかり

・YELL/いきものがかり

・道 / EXILE.

・ふるさと/嵐

 

他にも、

・さくら / 森山直太朗

・友〜旅立ちの時〜/ゆず

・卒業 / 尾崎豊

・3月9日 / レミオロメン

など、たくさんのタイトルがあります。

 

 

とくに、尾崎豊の「卒業」は、歌詞でほとばしる青春を激しく表現しています。

 

(歌詞から抜粋)

行儀よくまじめなんて 出来やしなかった

夜の校舎 窓ガラス壊してまわった

逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった

 

 

ちょっと激しすぎて、卒業式では合唱できませんが、こころに残る名曲です。

 

先日発表された、Z世代が選ぶ「卒業ソングTOP10」(Simeji調べ)で、

日本の3人組ロックバンド「レミオロメン」の

「3月9日」が1位に輝いたそうです。

 

「3月9日」は、2005年に放送された人気ドラマ「1リットルの涙

(フジテレビ系)の挿入歌で、別れや旅立ちをイメージさせる歌詞

(新たな世界の入口に立ち/気づいたことは 1人じゃないってこと)から、

卒業ソングにぴったりで、ロングヒットになりました。

 

 

おわりに

f:id:poyo-you:20220404121533j:plain

どうでしたか?知っている歌もあれば、知らない歌もあったと思います。

卒業ソングには2種類あると思います。

一つは、卒業式や謝恩会でみんなが合唱して感動できる歌、

もう一つは、歌詞の内容などにより合唱はできないが、

自分の思い出として心に残しておける歌です。

自分だけの思い出に残る歌は、カラオケで熱唱してみたらどうでしょうか。