ぽよブロ

気になった最近の話題をブログにつづります!

MENU

ニラの栄養素であるビタミンB1が、加熱しても大丈夫な理由はアニリンにあり



ニラって美味しいですよね。

炒め物はもちろんのこと、様々な料理に使うことが

できてよく食べるという人も多いでしょう。

 

そんなニラですが、

栄養については意外と知らないという人が多いです。

加熱をしても栄養素は失われないのでしょうか?

 

ニラに含まれるビタミンB1は加熱に弱いのですが

同じくニラに含まれるアニリンによって

加熱に強くなっています。

 

ほかにも、ニラにはいろんな栄養素が含まれています。

 

ここではそんなニラの栄養効能について

解説をしていきます!

 

 

 

 

 

ニラに含まれる栄養素。加熱にも強いワケとは?



 

ニラといえばスタミナ源としても知られており、

夏バテ予防の食材として有名ですよね。

 

そんなニラは確かに栄養が豊富に含まれており、

夏バテにも効果があります。

 

ただ具体的にどのような栄養素が含まれているか

ピンとこない人が多いでしょう。

 

 

ニラに含まれる7つの栄養素

ニラ含まれている栄養素と効能として

以下のようなものが挙げられます。

 

 

βカロテン

 

ニラにはβカロテンが多く含まれています。

 

βカロテンはニンジンなどに多く含まれている

ビタミンですが、それよりも遥かに多い

βカロテンの含有率となっています。

 

βカロテンは粘膜を守り、体の免疫力を高める他、

抗酸化作用が期待できます。

抗酸化作用は細胞の老化、肌のシミなどを防ぐ

アンチエイジング効果があります。

 

 

ビタミンE

 

ニラはビタミンEも多く含まれています。

このビタミンEβカロテンと同様に

強い抗酸化作用をもたらすビタミンですので

肌のシミやくすみを減らす

アンチエイジング効果があるかもしれない

と言われています。

 

 

ビタミンC

 

ビタミンCといえばビタミンの中でも有名ですよね。

ビタミンC疲労回復効果が期待されています。

肌に潤いを与える美肌効果の可能性も指摘されています。

 

 

・ビタミンB1

 

ビタミンB1疲労回復効果ある栄養素であり

豚肉などにも多く含まれています。

 

本来、ビタミンB1

加熱をするとなくなってしまう栄養素です。

しかしニラにはアリシンという栄養素が含まれており、

こちらはニラの匂いの元となる栄養素です。

 

このアリシンにはビタミンB1が失われるのを防ぎ

吸収効率を高める働きがあるので、

加熱をしてもビタミンB1を多く摂取することができます。

 

 

カルシウム

 

カルシウムといえば骨や歯の元となる成分ですね。

ニラにはカルシウムもたくさん含まれており、

骨粗しょう症を防ぐほか、

 

子供の成長にも欠かすことができません。

 

 

鉄分

 

鉄分は血液のとなる栄養素です。

貧血予防にも効果的であり、ニラにはそんな鉄分が

多く含まれています。

 

 

食物繊維

 

食物繊維は腸の働きを活発にして

便秘改善する効果期待できる栄養素です。

 

ニラは不溶性食物繊維われる

水に溶けない食物繊維を多く含んでいます

 

不溶性食物繊維には、腸内でカサ増しされることによって、

腸の動きを活発にして便秘を改善する効果があります。

 

このようにニラにはたくさんの栄養素があり

効能も期待できます。

レバニラ炒めや餃子などは

スタミナ料理として知られていますが、

 

ニラに含まれている栄養素は

実際に疲労回復の効果があります。

 

 

ニラの効能を感じたい!食べ過ぎても大丈夫?



 

では効能を感じるために、一度にたくさんの量のニラを

食べた方が良いのでしょうか?

 

実はそんなことはありません。

 

ニラ食べ過ぎることによって

かえって逆効果になってしまうことがあります。

 

 

ニラの食べ過ぎで起こる2つの逆効果

食べ過ぎることによって、以下のようなことが考えられます。

 

 

腸への刺激が強い

 

ニラにはアリシンという栄養素が含まれています。

このアリシンは匂いの元となる栄養素であり、

ビタミンB1の吸収を補助してくれます。

 

このアリシンはニラ以外にもニンニクなどに

含まれている栄養素です。

 

しかし、そんなアリシンですが匂いからもわかる通り、

その強い匂いは胃腸への負担も大きくなります。

 

アリシンたくさん摂取することによって

胃腸への刺激が強くなりすぎてしまい、

お腹を壊すということがあるので注意をしましょう。

 

 

便秘が悪化する

 

ニラ適量を食べれば

食物繊維の効果によって便秘改善効果があります。

 

ただし食べすぎると

食物繊維が腸内の水分を吸収し過ぎてしまいます。

 

その結果、腸内の水分がなくなってしまい、

腸の働きが弱まり、便秘が悪化することになってしまいます。

 

このようにニラ食べすぎることによって、

効能どころか逆効果になってしまうことが

ありますので注意をしましょう。

 

ニラを食べる場合1日あたり80gから100g

目安にすれば大丈夫です。

 

ニラは栄養価が高いのでこの量だけでも十分に

栄養を摂取することが可能になっています。

 

ニラを食べる際には栄養を考えた上で、

食べ過ぎに注意をしてくださいね。

 

 

まとめ

 


 

 

ニラにはたくさんの栄養素が含まれています。

そしてそれによって様々な効能があり、

食べることによってアンチエイジング効果

疲労回復が期待できます。

 

ニラはスタミナ料理によく使われますが、

そのような効果も確かにあります。

 

ただ食べ過ぎるとニラに含まれているアリシン

腸への負担が大きく食物繊維の摂りすぎによって

便秘が悪化するなどが考えられます。

 

ニラを食べる際には

1日あたり80gから100gを目安にると良いです。

食べ過ぎはよくないということをしっかり理解した上で、

美味しく食べて健康的な毎日を送てくださいね。