犬って可愛いですよね。
ペットで犬を飼っている方は、
家族のように扱っていると思います。
犬は本当によく寝ます。
ぐっすり寝ているのはいいのですが、
過度によく寝る場合には、
寿命と関係があるのでしょうか。
病気などの可能性はあるのでしょうか。
ここでは犬の睡眠について解説をしていきます。
犬が寝ている時間が増えたけど大丈夫?
ただし、寝ている時間が極端に増えた場合には、
健康なのか気になります。
結論から言うと、
平均以上に寝ている時間が増えた場合、
注意が必要になります。
犬の平均睡眠時間は12~15時間
詳しく解説をしていきますと、
犬は人間よりもよく寝る動物です。
平均睡眠時間は12時間から15時間ほどといわれ、
大型犬になるほど増えていきます。
大型犬ほど生きるのにエネルギーが必要になるため、
その分睡眠時間も必要になるのですね。
また、成犬よりも子犬の方が睡眠時間は多くなっています。
犬の睡眠の特徴
犬は、睡眠の特徴として、
というのは、聞いたことがあるかもしれません。
この仕組み自体は、人間も同じなのですが、
人間よりも短くなっています。
おおよそ90分周期で繰り返しますが、
犬の場合は、大体15分のノンレム睡眠でしっかり熟睡、
その後、5分のレム睡眠で覚醒というパターン
を繰り返しています。
つまり、人間よりも浅い睡眠を長時間行っている
というイメージですね。
犬の寝ている時間が増えてきた場合、
平均時間内で多少増えている分には
それほど気にする必要はありません。
熟睡している時間が増えたら考えるべき3つのこと
ただし、明らかに寝ている時間、
それも熟睡している時間が増えた場合、
以下のことが考えられます。
・体力が落ちている
犬の老化や寿命が近づくと体力が落ちるので、
寝ている時間が増えていきます。
高齢の犬になると筋肉も落ちて、
一日中寝ていて動かないこともあります。
犬が高齢になってあまり動かなくなった場合、
ある程度飼い主としては覚悟をする必要があります。
・怪我をしている
犬は、怪我をしている場合に
寝ている時間が増えることがあります。
体力の回復を図ろうとして、
その結果寝ている時間が増えるのです。
・病気をしている
神経系やホルモン系に異常がある場合もあります。
場合によっては命に関わることもあるので、
心配な場合はすぐに病院に連れて行きましょう。
このように犬が寝ている時間が増えた場合には、
心配な病気が隠されている可能性があるので、
注意をしてくださいね。
犬が寝不足の場合はどんなサインがある?
犬が寝不足の場合にも注意が必要です。
犬が寝不足の場合にも同様に
病気が隠されていることがあり、
病院に連れて行く必要があります。
犬が寝不足である4つのサイン
では続いて、犬が寝不足の場合のサイン
についても紹介していきます。
犬が寝不足の場合には、
以下のようなサインが見られることがあります。
・ぐったりしている
犬の様子が、なんだかやる気がなく、
ぐったりしている場合は寝不足かもしれません。
散歩にも行きたがらない、
大好きなおもちゃで遊んでも乗り気でない
場合には、寝不足や体調不良が考えられます。
この状態が数日続くようでしたら、
病院で診てもらうようにしましょう。
・食欲がなくなる
食欲旺盛な犬が、急に食欲がなくなるのも
注意が必要です。
食欲には、特に病気の発生が見えやすいです。
しっかりと餌の量を管理して、
急に食欲がなくなっているのを、
見落とさないようにしてください。
・神経質になっている
小さな音にも敏感、殺気立っているなど、
何かいつも以上に神経質になっている場合にも
注意が必要です。
このような状態では常に寝不足が続き、
体調に大きく影響します。
・無駄吠えをする
イライラして無駄吠えをするようになるなどの
異変が見られることもあります。
飼い主の言うことも聞かないので、
犬だけでなく、飼い主にもストレスが
溜まってしまうことがあります。
このように犬が寝不足になると
様々なサインを見せることがあります。
犬が寝不足になると、ストレスがたまり、
免疫力が低下してしまう恐れがあります。
また、食欲も落ちるので十分な栄養が取れない
こともあります。
その結果、様々な病気を引き起こすトリガーに
なってしまうことがあるので、
寝不足をはじめ、犬の様子はしっかりと確認するようにしてくださいね。
まとめ
犬は、平均的に12時間から15時間ほど寝ます。
犬が寝ている時間が過度に増えた場合、
残りの寿命や病気が隠されている可能性があります。
また、犬が寝不足の場合も同様です。
寝不足の場合にも、犬のサインなどを
見逃さないようにしましょう。
何か異変があったら、病院に連れて行く
ようにしてください。
犬の体調をしっかり管理するのは、
飼い主の大事な仕事です。
しっかりと犬の様子を観察して、
小さな異変にも気がつくようにしてくださいね。