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コロナ禍で人気に!?「ソロ市場」とは?

 

ターゲットは1人客、「ソロ市場」が

人気となっています。

 

1人旅が増えているほか、「ひとり焼肉」、

「ひとりカラオケ」、「ソロキャンプ」などの

言葉を耳にする機会が増えたように思います。

コロナ禍により、大人数で行動することが

少なくなり、少人数や個人での行動へと

変化しました。

その結果、1人向け、単身世帯向けの商品や

サービスが増えているように感じます。

 

また2035年には独身者が人口の半分を占め、

一人暮らしが全世帯の約4割となるという

データもあり、今後、より「ソロ市場」が

増していくことが予測されています。(※)

※1 国立社会保障・人口問題研究所 2018年配偶関係別人口推計(15歳以上)より

 

そこで今回の記事では、まだあまり

聞き慣れない「ソロ市場」で、

具体的にどのようなサービスが

人気なのかご紹介したいと思います。

 

「ソロ市場」として人気のサービス2選

 

ひとり焼肉

1つ目は「ひとり焼肉」代表の焼肉ライク。

2018年に一号店を出店し、2022年5月5日時点で

80店舗になりました。

コロナ禍で他の飲食店が苦しむ中、驚異的な

スピードで出店数を増やしています。

 

個室型サウナ

2つ目は「個室型のサウナ」が拡大中です。

首都圏に次々に個室型のサウナが

オープンしています。

例えば東京神楽坂にオープンした

「ソロサウナtune(チューン)」です。

完全なプライベート空間であるため、

着替え、サウナ室、クールダウン、

ラクゼーションが一つの個室で完結します。

コロナ禍で人と接することに抵抗がある方でも

サウナを楽しむことができます。

 

 

ソロ市場の特徴:ひとり焼肉のレポート

先ほど紹介した「ひとり焼肉」代表の

焼肉ライクの特徴を詳しく見ていこうと思います。

気になった筆者は早速実際の店舗に

行ってきました。

 

結論、また行きたい!そう思えるお店でした。

詳しくレポートしていきます。

 

 

座席の特徴

まずは席についてです。

カウンター席は、隣と席と仕切りで

区切られていました。

向かい合わせになっている造りですが、

向かい側の席ともしっかり仕切りで

区切られていました。

 

 

料理の注文方法

次に料理の注文方法についてです。

注文はタッチパネル(ipad)を使用し、

接触で行うことができるようになっています。

最近、大手チェーン店でこの注文方法は

多く見られますね。

 

 

店内設備

次に店内設備についてです。

1人用のロースター(お肉を焼くもの)、

お水やタレなどは手の届く所に配置して

ありました。

またお箸やおしぼり、爪楊枝は席に備付きの

引き出しの中にあり、自分で取り出せるように

なっています。

セルフで完結するスタイルのため、

店員にお水を持ってきてもらうなどの

対応は不要となっています。

また、ひとり焼肉であることに加えて、

隣と仕切られた個室状態であるため、

自然と黙食になりますね。

店内もとても静かでした。

 

 

料理の提供時間

次に提供時間についてです。

注文を受けてから3分以内にサッと料理が

出てくるようになっていると

ホームページに記載があります。

3分・・・早すぎやしませんか!?

 

3分で提供できる理由として、

・基本メニューが9セットだけと少ないため、

シンプルなオペレーションでの提供が

可能であること

・そもそも焼肉はお客様に焼いてもらうため、

調理しなくていいこと

などが挙げられます。

 

実際に計測したところ、なんと

注文から1分半で注文した料理がきました。

流石に、「早っ!」と言ってしまいました。

 

 

空気の循環

次に店内の空気の循環状況についてです。

一般的な飲食店の場合、店内の空気は一時間に

2.5回入れ替わると言われています。

ですが、焼肉ライクでは、

ロースター(お肉を焼くもの)が多いため、

店内設備によって22.5回も入れ替わります。

それだけ通気性が良い場所で、

お客さんは黙食をしていてかつ、

注文もタッチパネルで行うため、

接触性がとても高くなっていますね。

 

 

滞在時間と回転率

最後にお客さんの滞在時間と

回転率についてです。

ここまで見てきた通り、焼肉ライクには

さまざまな工夫がされております。

・注文はタッチパネルで行う

・注文してから3分以内に料理を提供

・ひとり焼肉なのでお客さんは黙食

・お肉を食べるのに必要な設備が席に元々用意してある

これらの対応により、お客が入店してから

食事を終えるまでの時間を短くすることが

できているのですね。

 

1人当たりの平均滞在時間は25分と

なっているとのことですし、

実際に筆者が行って計測した所

席についてからレジを終えるまで24分30秒でした。

 

通常の焼肉店の回転率は1〜2回程度で

あるのに対し、焼肉ライクは1日最大18回転も

可能なビジネスモデルですね。

 

味も美味しく、価格もリーズナブルで、ご飯、

キムチ、ワカメスープがおかわり自由。

流行らない理由がみあたりませんでした。

 

また、余談ですが、焼肉ライクはひとり焼肉だけ

というわけでなく、テーブル席も4つほどありました。

 

 

まとめ

2022年5月現在、まん延防止策も

緊急事態宣言も解除され、今年の

ゴールデンウィークはコロナ前の賑わいを

取り戻した観光地も多く見られたと

ニュースで見ました。

 

でもやっぱり不安だから、できるだけ黙食で、

人との接触を少なくしながら過ごしたいと

いう方も多いと思います。

 

今回ご紹介したようなお店をうまく利用し、

不安なく美味しいものを食べられたら嬉しいですね。