他人と比較して落ち込んでしまうこと、ありますよね
他人と比較してしまう癖がある人におすすめな解消法は
・過去の自分と今の自分を比較する
・自分を幸せにするための時間を増やす
・自分と他人を比較せず、観察する
です。
他人と比べて劣っていると感じてしまうものには、
「知識」「経験値」「要領の良さ」
「勉強」「仕事」「収入」「容姿」
といったものがあります
「人間は他人と比較してしまう生き物である」
アメリカの心理学者、レオン・フェスティンガーは
人間は、本能だったり無意識のうちに、
人と自分とを比べてしまうことを唱えました。
他人と比較することは、
もはや人間の癖（心理）といえます。
他人と比較して落ち込んだり、
苦しいと感じる時もあると思います。
しかし、自分と他人を比較し続けることで、
不幸になっていくことも事実です。
自分よりも優秀な人間は、
この世にはいくらでもいるため
他人と比べたところで
キリがありません。
他人と比較する癖(習慣)によって起こる体への影響と
他人と比較する癖をやめたい方向けの解消法を
それぞれ、ご紹介します。
他人と比較する癖がある人の心理と体調への変化とは？
他人と比較することでネガティブ感情に変わる
自分と他人との違いで、
「優越感」や「劣等感」を感じませんか？
優越感があると、
それを周りへ誇示したり、
周囲を下に見た言動・行動が出たり、
周りへの影響が多く出ます。
劣等感を持っていると
・頑張れなくなる
・諦め癖がつく
・嫉妬してイライラする
など、ストレスになったり
気分が落ち込みやすくなり
あなたの本来の力が発揮できなくなります。
ネガティブな感情によって現れる体の不調
自分と他人を比較することで
ストレスを抱えることは間違いありません
ストレスがあると
不眠になったり体調が良くない日が続いたりします。
その現状を打開出来ずにいると、
次のような症状につながります。
ー精神的な症状ー
・不眠
・うつ
・不安障害
・自律神経失調症
・過食、拒食
ー体の変化ー
・頭痛
・胃痛
・腰痛
・めまい
・免疫の異常(アレルギー)
・更年期障害
他人と比較してしまう苦しい状況の解消法とは？
他人よりも劣っている場所探しをしていても、
当然ながら、あなたの幸せは訪れません。
そのような苦しい状態を、
あなたも早くやめたいという気持ちになると思います。
では、どうやったら他人と比較する癖を解消できるでしょうか？
それは、他人と比較するのではなく、自分と比較することです。
ステップ1−1 過去の自分と今の自分を比較する
数年前の自分と比べて、何か進歩したことはないですか？
1年前からすると？３ヶ月前からすると？
昨日と比べて何か変化はありましたか？
何でも良いの、変化に気づくことが大事です。
過去よりも「何か」上達している自分に対して、
たくさん褒めてあげてください。
自分を認めてあげることで自信にもなります。
「もっと頑張ろう」
というポジティブな気持ちへ変換するのです。
ステップ1−2 自分を幸せにするための時間を増やす
「出来ないことが出来るようになるため」
あなたにコンプレックスがあるならば、
苦手なことを克服するための時間をつくる必要があります。
これまで以上に努力をすることで、
頑張った自分のことが、以前よりも認められるはずです。
新しく習い事を始めてみるのもいいかもしれません
新しいことをはじめるのが難しい場合、
趣味や好きなことをする時間を増やしましょう。
これといって趣味が無い、という場合でも
・ゲームをする
・まんがを読む
・何も考えずゴロゴロする
・好きなご飯を食べに行く
などでもOKです。
「楽しい」という感情を大事にすることで、
劣等感は軽減されますし、ストレス発散にもなります。
そんなものないなぁ、と思うひとでも
なんとなく日々の中で心落ち着く行動があると思います。
心落ち着く時間を、長くもってみましょう。
ステップ2 自分と他人を比較せず、他人を観察する
ステップ1に取り組んでもなお、
他人との比較癖が解消されなければ、
他人を観察してみましょう。
「何を考えているのか」
「なぜ、そのような行動に至ったのか」
「何を意識しているのか」
相手を知り、相手から盗めるものは無いか？
相手の美点に着目し、マネしてみて、
自分を高める材料にしましょう。
相手と比較してしまうと気持ちが落ち込んでしまうので
他人を観察し学ぶ、という視点が解決策になります。
まとめ
自分と他人を比較する癖によって、
ストレスへと変わり、
体と心に大きなダメージを与えてしまいます。
もしまた、他人と比較してしまったら
「また始まったよ！何で今比較したんだ？」
と、あなたの心に問いかけ、
深層心理を探ってあげてください。
自分の考えを今一度理解出来ないか、
歩み寄ってみてください。
客観的に自分を知ることで、
比較癖をやめるヒントがあるかもしれません。
もし難しいようなら、
「私なら大丈夫。自分の意思でここにいる。
私の未来は当然明るい。それを今から作り上げるんだ」
と、自分を励ましてあげてください。
自分を１番認めてあげれるのは、自分です。
