「暗号資産の名前は聞いたことがあるが、
使い道が分からない」
「暗号資産を使うときの注意点を知りたい」
このような悩みを解消するため、本記事では
以下の3点を分かりやすく説明していきます。
・暗号資産とは何か
・暗号資産はどう使うのか
・暗号資産を使うときの注意点
上記3つの内容を身につけるだけで、
暗号資産について知ることができ、
どう使うべきか
分かるようになりますよ！
暗号資産に興味があり
今後使うことを検討している方は、
ぜひ続きを読んでください。
暗号資産はどう使う？
はじめに、暗号資産について説明します。
暗号資産とは、現物には存在しない通貨であり、
インターネット上でやり取りする際に使われます。
暗号資産には、「仮想通貨」や「暗号通貨」と呼ばれる時期が
ありましたが、現在では「暗号資産」が正式名称です。
暗号資産は実物として存在しませんから、
目に見える通貨ではありません。
そのため「何に使えるのだろうか？」と、
疑問に思われる人もいることでしょう。
これから暗号資産の使い道を、3点説明します。
・決済に使用する
・投資用として使用する
・送金に使用する
・決済に使用する
暗号資産の使い道1つ目は、決済に使用することです。
私たちが普段の買い物で、硬貨や紙幣を使うのと同じように、
暗号資産も決済に利用できます。
暗号資産はインターネット上の通貨ですから、
パソコンやスマホで扱います。
今までのネット上決済では、
クレジットカードの情報を入力したり
金融機関を経由したりするため、
購入から入金までの時間が
かかってしまっていました。
しかし暗号資産を使うと、
金融機関を経由せずに
インターネット上で素早く処理できますから、
入金速度が速くなるのです。
このように、入金処理をスムーズにできるメリットが
あるため、将来は暗号資産を決済に使う場面が増えることでしょう。
・投資用として使用する
2つ目の使い道は、投資用に暗号資産を使うこと。
暗号資産が投資に使える理由は、暗号資産の価値が
日々変動しているからです。
株で投資する場合、株が毎日変動していますから、
株が安いときに購入して高くなったときに売却すると
利益が発生します。
株と同じように、暗号資産も価格が変動しているため、
投資用として運用できるのです。
たとえばビットコインの場合、高騰したことで話題になりました。
2020年9月時点では、ビットコインが100万円台なのに
対して、約半年後に700万円以上に高騰しています。
暗号資産には、ビットコインをはじめとした
様々な種類の通貨があります。
ですから、「これから伸びてきそうだ」と感じる暗号資産に
投資をする人が増えているのです。
・送金に使用する
暗号資産の3つ目の使い道は、送金に使うことです。
暗号資産を使うことで、送金をスムーズに
行えるようになるからです。
これまでの送金では、金融機関を通して
やり取りを行っています。
そのため、
各金融機関に応じた手続きが必要です。
さらには手続きを行ってから、
送金が完了するまでの
時間がかかってしまいます。
一方で暗号資産を使うと、
金融機関を介入せず
個人だけで送金することができますから、
手続きが簡単になるのです。
手数料も従来よりも安く、
素早く送金できるため、
暗号資産の使い道の1つになっています。
暗号資産の使用時に気をつけること3選
暗号資産には、様々な使い道がありますが、
注意点も理解しておくことが重要です。
なぜなら暗号資産は、新しい通貨であるために、
法や制度がきっちりと定まっていないからです。
暗号資産を使うときの主な注意点は、次の３つです。
・価格変動のリスクがある
・インターネット上でやり取りするリスクがある
・取引所の破綻リスクがある
それでは1つずつ解説していきます。
・価格変動のリスクがある
暗号資産は、価格変動のリスクを
考慮しなければなりません。
暗号資産は現金と異なり、
急に価値が下がる可能性も
十分に考えられるからです。
暗号資産は1日の中で価格変動が起こり、
値動きも激しいことが特徴的。
株とは異なり、暗号資産の値動きの上限は
定まっていません。
また株のように取引量が多くありませんから、
投資家の動向次第で大きく価格が変動するのです。
ですから、価格変動に影響がある状況を
いち早く察知し、常に注意することが大切になります。
・インターネット上でやり取りするリスクがある
暗号資産の注意点には、
インターネット上でやり取りすることです。
たとえば、暗号資産を使うときにシステムに
エラーが発生する場合もあります。
暗号資産を扱うサイトがサイバー攻撃を受けて、
急にやり取りができないことも考えられるのです。
このように、インターネット上特有の
注意点にも意識するようにしましょう。
取引所の破綻リスクがある
暗号資産を使うときの3つ目の注意点は、
取引所の破綻リスク。
なぜなら取引所が経営破綻したとき、
暗号資産が返金されないリスクがあるからです。
破綻したときに暗号資産が返金されるケースもありますが、
場合によっては返金されないこともあります。
そのため取引所が安全に運営されていることも、
確認しておくことをオススメします。
まとめ
今回は暗号資産の使い道や、
暗号資産を使うときの注意点を説明してきました。
暗号資産には便利な面がある一方で、
気を付けなければならない点もあります。
これから暗号資産の法や制度が整うことが
予測されますが、課題は多く残っています。
暗号資産を使用する人は、注意点を把握したうえで
利用するようにしましょう。
