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こんな使い方があったとは!ATOM Lite を使った感熱式プリンターのご紹介

ATOM Liteを使った感熱式プリンターをご存知でしょうか。

 

ATOM Lite は、M5Stack社が開発した小型デバイスの制御向けの開発キットで、Wi-Fi、Bletoothが搭載されたチップを内蔵しています。

 

ATOM Lite 単品でのお値段は、1,300円程度ととてもリーズナブルです。

 

そんなATOM Lite を使った応用製品「ATOM Printer - 感熱プリンタキット」が発売されました。

 

発売元は、ATOM Lite を開発している M5Stack 社で、日本では、スイッチサイエンス社が代理店として販売を行っています。

 

このプリンターは、5つの特徴を持っています。

・安い

・持ち運びに便利

・ケーブル不要

・経済的に印刷できる

・プログラム可能

 

この記事では、M5Stack 社から発売された「ATOM Printer - 感熱プリンキット」(以後「ATOM プリンター」と略します)の5つの特徴について説明します。

 

更に、ATOM プリンターのコアに使われている ATOM Lite の特徴についても説明します。

 

 

 

 

 

■ワイヤレスでケーブル要らず!ATOM プリンターの5つの特徴



・安い

 

一般的に市販されているモバイルプリンターは、1万円前後の値段が設定されています。

 

しかし、ATOMプリンターは8,690円と、一般的なモバイルプリンターよりややお得にお買い求め頂けます。

 

・持ち運びに便利

 

ATOMプリンターは、手のひらに載るくらい小さなサイズです。

 

外装は紙製のため、非常に軽くなっていて、トウモロコシ1本分くらいの重さです。

 

そのため、いつでもどこでも、手軽に持ち運ぶ事が出来ます。

 

・ケーブル不要

 

ATOMプリンターとスマホ間を、Wi-Fi でワイヤレスに通信する事が出来ます。

 

接続方式は、ホットスポット接続と、MQTTモードをサポートしています。

 

もちろんケーブルを接続して、有線通信も出来ます。

 

・経済的に印刷できる

 

感熱式なので、インクが不要です。

 

専用の感熱紙や感熱ラベルだけで印刷する事が出来るので、インクジェット方式より経済的です。

 

・プログラム可能

 

「感熱プリンタキット」の名前の通り、自分でプログラムを書いて、思い通りに印刷機能を制御する事が出来ます。

 

これが、ATOM プリンターの最大の特徴だと言えます。

 

もともと ATOM Lite は、開発キットとして販売されており、小型のセンサーや計測器向けに設計されています。

 

ATOMシリーズは、上位モデル「M5Stack」シリーズからバッテリーを除いた最小構成モデルとして2020年に販売開始されました。

 

ATOMは、LEDが25個の「ATOM Matrix」、LEDが1個の「ATOM Lite」、スマートスピーカー向け「ATOM Echo」、音声機能搭載「ATOM U」の4モデルがあります。

 

ATOMシリーズは、バッテリーがありませんので、外部電源が必要です。

 

また、モニターの替わりにLEDを搭載、必要最小限の情報しか表示出来ません。

 

とはいえ、CPUには「ESP32-Pico-D4」を採用、クロック240Mhzデュアルコアとパワフルで、小型デバイスであれば必要充分なスペックとなっています。

 

もしバッテリーやLCDモニター搭載モデルが欲しい方は、上位モデル「M5Stack」シリーズをチェック頂くことをお薦めします。

 

開発元の M5Stack 社は、ATOMプリンターの他に、スピーカーキットも発売しています。

 

こちらも興味がある方は、是非チェックしてみてください。

 

ATOM プリンターを利用して印刷できるもの・できないもの、利用上の注意点



ATOMプリンターは、感熱式のため、簡素なモノクロ印刷に向いています。

 

文字や絵を白黒印刷したり、バーコードやQRコードなどの印刷に適しています。

 

使い方次第では、宅配業務で使う送り状や、レストランの伝票などにも使えます。

 

印刷内容をカスタマイズし、スマホタブレットからレシートを印刷するようなシステムを簡単に作れるのもATOMプリンターの魅力の1つだと言えます。

 

残念ながら、カラー印刷や、緻密な画像の印刷には向いてません。

 

そして、感熱式プリンターには最大の弱点があります。

 

それは、時間が経つと、感熱紙上の印刷内容が消えてしまう事です。

 

感熱紙に印刷した内容は、最大で10年持つそうですが、一度消えると2度と復元できません。

 

そのため、消えてしまわない内に、バックアップするしか手がありません。

 

感熱紙のバックアップ方法には、スキャナーでスキャンする、コピー機でコピーする、スマホで写真に撮る、といった方法があります。

 

■まとめ



ATOM Lite を搭載したATOM プリンター と、制御モジュール ATOM Lite について説明しました。

 

ホビー向けの開発ボード「Raspberry Pi」が登場したのが、ちょうど10年前の2012年でした。

 

それから10年、機能/性能ともに格段に向上し、価格も圧倒的に安いモジュールが販売されるようになりました。

 

組み込みボードに興味がある方は、「Raspberry Pi」より安価で、開発者魂をくすぐる「ATOM プリンター」に挑戦してみるのも面白いかもしれません。 

骨伝導イヤホンを快適に使うための3つの音もれ対策



 

耳の穴に小型のスピーカーを差し込む、いわゆる一般的なイヤホンではなく、振動によって音を伝える方式の「骨伝導イヤホン」。

 

耳を塞がないため、音楽を楽しみながら、外の音も聞くことができます。

 

ランニングや、屋外の移動の際、背後から迫った車の走行音にも気が付く事ができますし、他の方と会話する際、いちいちイヤホンを外す必要がありません。

 

しかし、骨伝導イヤホンの構造上、どうしても音がもれます。

 

一般的なイヤホンは、音がでる部分を耳の穴に入れるため、音もれはかなり防げます。

 

一方、骨伝導イヤホンは、音のでる部分が外に露出しているため、音量が大きいと周囲に音がもれてしまいます。

 

音もれを防ぐため、次のような対策があります。

 

・音もれ対策1 : 利用する場所を選ぶ

 

・音もれ対策2 : 音量を小さくする

 

・音もれ対策3 : 音もれの少ない機種を選ぶ

 

ここでは、なるべく音もれを気にせず快適に使うための3つの音もれ対策について説明します。

 

合わせて、骨伝導イヤホンを付けていることがばれないようにするための工夫と、メガネ型の骨伝導イヤホンについても説明します。

 

 

 

 

 

骨伝導イヤホンの音もれは回避不能!ならば、ばれないように装着する

 

改めて、骨伝導のしくみについて説明します。

 

骨伝導とは、骨に振動を与え、蝸牛(かぎゅう)とよばれる器官に振動を送る事で、脳に音を伝える仕組みです。

 

骨に送る振動は微弱なもので、人体への影響は無く、安全な技術とされています。

 

「振動を送るだけなのに、なぜ音もれするのか?」という疑問が湧いてくると思いますが、実は「振動する部分から音が出ているから」なのです。

 

以前、安価な骨伝導イヤホンを購入し、耳栓で耳を塞いで使った所、ほとんど音が聞こえませんでした。

 

振動部を調べた所、音が出る穴があり、そこから音が出ている事が分かりました。

 

つまり、骨伝導イヤホンの音もれは回避不能なのです。

 

それを前提に、骨伝導イヤホンの音漏れ対策を説明します。

 

・音もれ対策1 : 利用する場所を選ぶ

 

室内や、屋外でのランニングなど、周囲に人がいない環境であれば、使用しても問題ありません。

 

しかし、電車やバスなど、隣に人がいる場所では、使用を控えた方が良さそうです。

 

・音もれ対策2 : 音量を下げる

 

ランニングや散歩など、周囲に人が少ない環境であれば、音量を下げる事で周囲に迷惑を掛ける事無く、使用する事ができます。

 

屋外は案外騒音が多く、周囲に音が届きにくいため、音量を下げる事で音もれを軽減できます。

 

・音もれ対策3 : 音もれの少ない機種を選ぶ

 

機種によっては、音もれ対策機能を搭載したモデルもあります。

 

購入する際、音もれ対策機能が搭載されているかチェックすることをお勧めします。

 

骨伝導イヤホンの音もれ対策について説明しました。

 

骨伝導イヤホンは、音楽を聴きながら周囲の音も聞き取れるメリットがあります。

 

つまり、音楽を聴きながら、授業を受ける事ができるのです。

 

音もれを気にしないのであれば、あなたも教室や室内で使いたいとお考えになることでしょう。

 

骨伝導イヤホンには、大きく分けて次の3タイプがあります。

 

・首掛け型

 

一番オーソドックスな形状です。

 

左右のスピーカーを樹脂で連結させ一体化したものになります。

 

樹脂を首にかけ、スピーカーをこめかみに当てて使用します。

 

・耳掛け型

 

スピーカーに、耳に引っ掛ける穴が空いたモデルになります。

 

・クリップ型

 

スピーカーがクリップ状になっており、耳に挟んで使います。

 

それぞれのタイプに応じた「ばれない装着方法」を説明します。

 

・ばれない装着方法1 : 首に巻く(首掛け型)

 

骨伝導イヤホンを首の高い位置に装着、ハイネックのセーター、マフラー、タオルなどを使って骨伝導イヤホンを隠します。

 

冬にしか使えないのが欠点です。

 

・ばれない装着方法2 : ほっぺたに密着(耳掛け型、クリップ型)

 

シャツの袖からスピーカーを出し、ほっぺたに当てて音を聞きます。

 

こちらも長袖を着ている時にしか使えない方法になります。

 

残念ながら、真夏の暑い時期には使えない方法ですが、ご参考になれば幸いです。

 

こんなメガネが欲しかった!Bose製のメガネ型骨伝導イヤホンの実力に迫る



普段メガネをかけていて、骨伝導イヤホンが欲しいとお考えのあたなにピッタリな商品があります。

 

Bose Frames Alto / Rondo という商品です。

 

 

Boseといえば、スピーカーを製造・販売しているメーカーで、音質は保証済と考えても差し支えない商品です。

 

つるの部分にスピーカーが取り付けられており、その分つるが太くなっています。

 

つるの部分をスワイプする事で音量が調節できたり、メガネをひっくり返して置くと電源がオフになる、といったギミックも装備されていて、便利です。

 

メガネとスピーカーが一体型になっているため、装着時の印象は非常にスッキリします。

 

スタジアムに持ち込んで、ラジオを聞きながらスポーツ観戦する際の必須アイテムになりそうです。

 

サングラスとしても使えますので、ウォーキングのお供としても活躍しそうです。

 

まとめ



骨伝導イヤホンの音もれ対策、骨伝導イヤホンをかくして使う方法、メガネ型骨伝導イヤホンについて説明してきました。

 

骨伝導イヤホンの最大のメリット「音楽を聴きながら、外の音が聞ける」というのは、試してみると案外病み付きになります。

 

残念ながら、「音もれ」という課題があるため、なかなか手を出しずらい商品だと思います。

 

将来、音もれを完全に解消した製品が登場することを期待しています。

 

自動車業界も注目している「HoloLens2」でできること



 

「HoloLens2」は、マイクロソフトが開発・販売しているヘッドマウントディスプレイ方式のコンピュータです。

 

「HoloLens2」を装着することで、MR(複合現実)を実現する事ができます。

 

残念ながら、「HoloLens2」は、企業および開発メーカー向けの販売のみ行っており、個人向けには販売していません。

 

現在、ドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン」が利用を検討するなど、自動車業界で注目されています。

 

直接「HoloLens2」は買えなくても、自動車にバンドルされた「HoloLens2」を入手できるかもしれません。

 

この「HoloLens2」で実現できることは次の3つになります。

 

VR:Virtual Reality (仮想現実)

・AR:Augmented Reality (拡張現実)

・MR:Mixed Reality (複合現実)

 

こちらの記事では、上記の内容について解説し、更に HoloLens2 の具体的な使用方法と、現状の課題について解説します。

 

 

 

 

 

HoloLens2で実現!「MR」の世界



HoloLens2は、4台の可視光カメラ、2台の赤外線カメラ、音声認識用マイク/スピーカー、Wi-FiBluetooth を搭載しています。

 

バッテリーフル充電で2~3時間連続稼働できます。

 

重さは566g、500mlのペットボトルよりやや重いといった所です。

 

「HoloLens2」 は、他のデバイスを利用することなく、単体でMRを実現できる唯一のデバイスです。

 

MRとは、VRとARを融合した技術で、 存在しない仮想空間の物体を、触って動かす技術の事です。

 

それでは、VR、AR、MRについて順次説明して行きます。

 

VR:Virtual Reality (仮想現実)

 

現実世界とまったく異なる世界を作り出して体験できるものです。

 

自宅でスタジアムに居るような感覚でスポーツを観戦したり、現地に行くことなく、別の場所から不動産物件を内覧したりする、といった用途に使われています。

 

・AR:Augmented Reality (拡張現実)

 

現実世界にCGやアニメーションを合成し、現実の世界に仮想空間を作り出す技術のことです。

 

例えば、星空を映した画面に星座を重ねて表示したり、床を映した画面にキャラクターを重ねて表示することができます。

 

ポケモンGo」で、カメラで写した映像の中にポケモンが表示されますが、それがまさにARなのです。

 

・MR:Mixed Reality (複合現実)

 

VRとARを融合した技術で、仮想空間上の物体を触ったり動かしたりすることができる技術です。

 

「HoloLens2」 は、MRを実現するために開発されたデバイスです。

 

MRを実現するためには、VRとARが必要なため、VR、AR、の機能も備わっています。

 

「HoloLens2」 は、5本の指の動作を検出することができ、例えば仮想空間上のピアノを演奏することができます。

 

また、ホログラムを指でつまんでひっぱったりすることもできます。

 

イメージがしにくいと思いますので、 「HoloLens2」 の具体的な操作例を説明します。

 

・タッチカーソル

 

ホログラムの手を近づけると、人差し指に白いリング(=タッチカーソル)が表示されます。

 

タッチカーソルでホログラムをタップします。

 

・ハンド レイ

 

ホログラムが遠くにある時、手からホログラムまで白い線(=ハンド レイ)が表示されます。

 

ハンド レイを掴んで引っ張ると、ホログラムが近くに移動します。

 

・エアタップ

 

人差し指を振り下ろし、親指とくっつけた後、すぐ離すとエアタップ動作になります。

 

選択したホログラムに対し、アクションする事ができます。

 

・ホログラムを掴む

 

エアタップの様に、人差し指を降ろし、親指にくっつけたままにします。

 

すると、ホログラムを掴み、上下左右移動に加え、回転させるさせる事ができます。

 

この様に、ホログラムを操作し、MRを実現する事ができます。

 

まさに映画で観た世界を現実化したようなデバイスだと言えます。

 

しかし、いくつか課題が残っていて、対処が待ち望まれています。

 

「HoloLens2」 の課題について説明します。

 

 

HoloLens2 を使用する上での注意点



HoloLens2は、実は環境に対する弱点を持っています。

 

どのような環境に弱いのか、説明します。

 

・照明

 

周囲が明るすぎたり、暗すぎると、カメラに何も映らなくなります。

 

屋外で使用する場合、太陽の影響(時間の経過で光量が変化する)で、正常に表示されない場合があります。

 

そのため、光量が変化しない、安定した適度な明るさでの運用が必要です。

 

・空間内の配置物

 

空間内の特徴から、自分の位置を割り出し、ホログラムを置く場所を決めます。

 

しかし、空間内に特徴が無いと、自分の位置が特定できず、ホログラムをうまく表示できません。

 

たとえば、壁にポスターを貼ったり、部屋に植物を置くなどすると、特徴が見つけやすくなり、ホログラムを正しく表示可能になります。

 

ワームホール

 

部屋の中に同じような領域(=「ワームホール」と呼ぶ)があると、区別が付かなくなり、自分の位置を誤って検出する可能性があります。

 

同じ領域ができない様、配慮する必要があります。

 

・空間内の移動

 

常に移動する人や物が多数映っている場合、位置の特定を誤る可能性があります。

 

移動物が多と、追いきれなくなり、見失ってしまうためです。

 

なるべく移動物は少ない環境が良いでしょう。

 

まとめ



マイクロソフトが開発・販売している「HoloLens2」について説明しました。

 

MRというと、まだゲームでの実例が多く、実際に買い物や会議などでの利用例は少ないと思います。

 

しかし、自動車業界も採用を検討したり、サントリーが人材育成に利用するなど、少しづつではありますが採用されています。

 

近未来映画で見るような、MRが現実になると考えると、ワクワクしませんか。

早くそんな日が来て欲しいものですよね。

 

あなたはどのタイプ?3種類のVRゴーグルの違いを説明

 

 

VR(Virtual Reality)=仮想現実を体験するために、VRゴーグルは必須のアイテムだと言えます。

 

ゴーグルをつけると、目の前に3D映像が表示され、まるで自分がその世界に居るような錯覚を覚えます。

 

ゲームの世界では、既にVRを使った作品が多数リリースされているので、既にご存じかと思います。

 

ゲーム以外にも、スポーツ観戦、完成前のマンションの内覧、新商品をVRで体験、などなど、適用分野は広がりつつあります。

 

そんなVRですが、実はVRゴーグルに3つの種類がることをご存じでしょうか。

VRゴーグルの種類1 : スマホVRゴーグル

VRゴーグルの種類2 : 家庭ゲーム機用 VRゴーグル

VRゴーグルの種類3 : PCVRゴーグル

 

ここでは、VRゴーグルの種類について説明します。

 

更に、PC用VRゴーグルについての説明と、100均で買える激安VRゴーグルについても説明します。

 

 

 

 

 

VRゴーグルの違いはどこにある?スマホ利用版からスタンドアロン版まで違いを説明



VRゴーグルの構造について、簡単に説明します。

 

VRゴーグルには、頭に固定する「ヘッドマウント」、映像を見るための「画面」、音を聞くための「スピーカー」が備わっています。

 

スマホ用、家庭ゲーム機用、PC用の大きな違いは、「画面」と「スピーカー」の違いであると言えます。

 

スマホ用は、スマホ本体そのものの「画面」と「スピーカー」を使用します。

 

一方、家庭ゲーム機用、PC用は、専用の「画面」と「スピーカー」が備わっています。

 

スマートフォンを利用するVRゴーグルを「スマホ利用版」、スマートフォンを利用せず単体で動作するVRゴーグルを「スタンドアロン版」と呼びます。

 

以上を踏まえ、VRゴーグルの3つの種類について、それぞれ説明します。

 

VRゴーグルの種類1 : スマホVRゴーグル

 

 

スマホ利用版のVRゴーグルです。

 

お手持ちのスマートフォンを、VRゴーグルに装着して使用します。

 

VRゴーグルの製品により、装着できるスマホのサイズが異なりますので、お手持ちのスマートフォンが装着可能かしっかり確認する必要があります。

 

比較的価格が安く、2,000円~3,000円程度で購入できます。

 

VRゴーグルの種類2 : 家庭ゲーム機用 VRゴーグル

 

 

 

 

 

スタンドアロン版のVRゴーグルです。

 

PS4専用に販売されているVRゴーグルで、 VRゴーグルと、位置検出用のカメラが同梱されています。

 

形状も非常にスタイリッシュで、おしゃれなデザインに仕上がっています。

 

「画面」と「スピーカー」だけでなく、加速度センサー、ジャイロセンサーが内蔵されています。

 

価格は、30,000円程度です。

 

VRゴーグルの種類3 : PCVRゴーグル

 

 

 

こちらもスタンドアロン版のVRゴーグルです。

 

PCと接続して使用するVRゴーグルで、様々な種類の製品がリリースされています。

 

PC用VRゴーグルは、モニタの替わりに利用することもできます。

 

価格は、数万円~数十万円と、幅があります。

 

PC用ゴーグルにはいくつかの特徴があり、その差が価格の差となっています。

 

PC用VRゴーグルの特徴について説明しますので、商品購入の際、参考にしていただければ幸いです。

 

・PCVRゴーグルの特徴1 : 解像度

 

解像度が高ければ高い程、細かい部分まで画像を鮮明に見る事ができます。

 

解像度が高いモデルほど、高額になります。

 

・ PCVRゴーグルの特徴2 : 視野角

 

視野角が広ければ広い程、映像を見た時の違和感が軽減します。

 

参考までに、人間の視野角は、垂直方向に約110°、水平方向に約210°ですので、その範囲を目安に商品を選択することをお勧めします。

 

・ PCVRゴーグルの特徴3 : リフレッシュレート

 

1秒間に画面を書き換える回数を「リフレッシュレート」と言います。

 

この値が髙ければ高い程、画面がなめらかに表示され、リアルな映像を体験できます。

 

リフレッシュレートは、90Hz程度は必要と言われています。

 

・ PCVRゴーグルの特徴4 : ラッキング

 

VRゴーグルを装着して頭を動かすと、映像が移動します。

 

頭の移動を検知するしくみを「トラッキング」と呼びます。

 

VRゴーグルに組み込まれたセンサーを使い、どの方向に動いたかを検知し、映像を動かしています。

 

ラッキングには2種類の方式があります。

 

頭と首の移動だけ検知する「3Dof」と、頭と首の移動に加え前後左右の動きも検知する「6Dof」です。

 

「6Dof」の方が、よりリアルな体験ができます。

 

「いきなり買うのはちょっと」という方向け!100均で買えるVRゴーグルをご紹介



VRゴーグルを試しに使ってみたいけど、なるべく安く済ませたい…」とお考えの方に、お勧めの商品があります。

 

なんと!100均ショップでVRゴーグルを安価に購入する事ができます。

 

ただし、スマホ利用版のみとなります。

 

スマートフォンの大きさに制限がありますので、ご注意ください。

 

「画面」はスマートフォンの画面を使用、「スピーカー」はスマートフォンのイヤホンジャックと接続可能となっています。

 

VRゴーグルの準備が出来たら、早速アプリをダウンロードして試してみましょう。

 

Google PlayApple Store に、VR対応アプリが公開されていますので、是非お試しください。

 

■まとめ



VRゴーグルについて説明しました。

 

VRは、1960年代から技術開発が始まり、既に60年以上が経過しています。

 

現在、ゲーム業界を始め、様々な分野に広がりつつあります。

 

将来、VRゴーグルももっと小型化されて、取り扱い易くなると思います。

 

その時どんな世界になっているのか、いまから楽しみです。

 

新たな近接無線通信規格が登場!8+1種類の規格を解説

 

 

通信距離が数十メートル以内の通信方式のことを、「近接無線通信」と呼びます。

 

普段、意識せず使っている NFCフェリカ、赤外線通信、BluetoothWi-Fi と言えば、お分かり頂けると思います。

 

NFC」、「フェリカ」、「赤外線通信」、「Bluetooth」、「Wi-Fi」は、それぞれ近接通信規格の名称で、利用するためには、規格に対応した送受信機が必要です。

 

お使いのスマートフォンに、「NFCフェリカ、赤外線通信、BluetoothWi-Fi」対応と書かれている場合、1台のスマートフォンに合計5個の送受信機が搭載されていることを意味します。

 

ここでは、スマートフォンに搭載されている8種類の無線通信規格と、近々スマートフォンに搭載される見込みの無線通信規格を1種類、合計9種類説明します。

 

更に、無線通信の原理についても説明します。

 

 

 

 

 

スマートフォンに搭載されている無線通信規格の一覧はコチラになります



スマートフォンに搭載されている無線通信の機能を、通信距離が長い順に並べました。

 

・4G

 

携帯電話の通信規格になります。

 

通信速度は、下りで最大1Gbpsと言われています。

 

電波の距離は半径100メートルから数キロメートルと広いエリアもあります。

 

・5G

 

4Gに続く新たな携帯電話の通信規格になります。

 

通信速度は、下りで最大10~20Gbpsと言われており、4Gの約10倍の速度になります。

 

4Gに比べ、電波の通信距離が数百メートルから1キロメートルと短いと言われています。

 

WiMax

 

2004年に規格が策定された通信方式です。

 

屋外でもWi-Fiが利用可能なサービスです。

 

通信速度は、WiMAX で下り最大13.3Mbps、WiMax2+ で下り最大440Mbpsになります。

 

通信距離は、3キロメートル程度になります。

 

Wi-Fi

 

2000年頃に誕生した通信方式です。

 

無線LANルーターと繋いで、無料で利用する使い方が一般的です。

 

通信速度は、プロバイダーの契約内容にもよりますが、下り最大1Gbps になります。

 

通信距離は、10メートルから30メートル程度になります。

 

Bluetooth

 

1999年に登場した通信法方式です。

 

イヤホン、ヘッドセット、キーボードなどのデバイスと通信する規格です。

 

通信速度は、最大24Mbps です。

 

通信距離は、1メートルから100メートル程度になります。

 

・赤外線通信

 

1995年、Windows95ノートPCに初めて搭載されました。

 

一般的に、テレビやエアコンなどのリモコンで使用されている通信法方式です。

 

スマートフォンでは、プロフィールの交換など、簡単なデータのやりとりに使用できます。

 

通信速度は、300~1,200bps と、かなり低速です。

 

通信距離は、5メートルから10メートル程度です。

 

NFC

 

2002年に規格化された通信方式です。

 

NFCを搭載した機器を近づけるだけで通信するしくみです。

 

交通系ICカードなどに利用されています。

 

スマートフォンでは、おサイフケータイに利用されています。

 

通信速度は、424Kbps になります。

 

通信距離は、約10センチ程度です。

 

フェリカ

 

1997年、世界で初めて香港で採用されました。

 

NFCと同様、おサイフケータイで利用されています。

 

通信速度は、212 Kbps で、NFCの約半分の速度となります。

 

通信距離は、NFCと同様約10センチ程度です。

 

 

上記8種類の規格に加え、まだスマートフォンに搭載されていませんが、新たな近接無線通信方式「TransferJet X」の規格が策定されました。

 

2008年に公開された技術で、NFCフェリカと同様、タッチすることで無線通信ができる仕組みです。

 

しかも、NFCフェリカよりも高速に通信する事ができます。

 

NFCフェリカの通信速度は数百Kbpsであるのに対し、TransferJet X の通信速度は約10倍の560Mbpsもあります。

 

既にスマートフォンに取り付け可能な拡張デバイスも販売されており、スマートフォンへの搭載も時間の問題かと思います。

 

目に見えない「近接無線通信」の動作原理をご説明します



無線通信を行う際、電波や赤外線といった目に見えないものを利用して通信を行います。

 

無線通信を端的に説明すると、次のようになります。

送信側 : 電気信号を電波に変換し、アンテナから空中へ放出する

受信側 : 空中の電波をアンテナで受信して電気信号に変換する

 

送信側、受信側、それぞれ電波を送受信するため、アンテナを利用します。

 

以前のスマートフォンには通信用のアンテナが搭載されている機種もありましたが、最近はアンテナが付きのスマートフォンを見たことがありません。

 

実は、スマートフォンの中に極小のアンテナが搭載されていて、そのアンテナを使って電波の送受信を行っているのです。

 

電波の場合、周波数によって特性が異なります。

 

・周波数が低い

 

少量の情報しか伝達できません。

 

電波が周囲に拡散するため、障害物に邪魔されず遠くまで送信できます。

 

ラジオやアマチュア無線に利用されています。

 

・周波数が高い

 

大量の情報を伝達できます。

 

電波はまっすぐ送信されるため、障害物があると通信の邪魔になり、遠くまで送信できません。

 

携帯電話、近接無線通信に利用されています。

 

電波は、周波数によって特性が異なるため、周波数により用途が法律で定められています。

 

例えば、警察や消防などの緊急通信用の周波数を、別の用途で利用すると、緊急通信の妨げになってしまうためです。

 

他の通信を邪魔しない様、規格が厳格に定められ、無線通信機器を製造しているメーカーは、これを守る必要があります。

 

スマートフォンに複数の無線通信規格のデバイスが搭載されているのは、用途により利用する周波数が異なっており、利用方法は規格で厳密に定められ、勝手な使い方をすると法律違反になってしまうため、なのです。

 

まとめ



スマーフォトンに搭載されている近接無線通信規格と、無線通信の原理について説明しました。

 

普段、なにげなく使っている機能も、細かく見ていくと様々な事が見えてきます。

 

視点や角度を変えて見てみると、面白い発見に繋がるかもしれません。

 

そして、「TransferJet X」がスマートフォンに組み込まれて、より便利になる日が来ることを楽しみに待ちたいと思います。

 

アプリも充実子供用パコソンにChromebookが最適な3つの理由

 

 

最近CMでも登場する「Chromebook」をご存知ですか。

 

Chromebook」は、Googleが開発しているOS「Google Chrome OS」を搭載しているノートパソコンのことです。

 

 

 

 

OSは無料なのでWindowsMacと比べて安く、グラフィカルで操作しやすくなっています。

 

同じくGoogleが開発しているAndroid用アプリがそのまま使えます。

 

誤解を恐れず簡潔に書くと、「Androidのアプリが動くノートパソコン」と言えます。

 

そんなChiomebookが子供用パソコンとして最適な3つの理由があります。

WindowsMacより安い

・衝撃や水濡れに強い機種が選べる

・学校用アプリがそのまま使える

 

ここでは、上記の3つの理由の詳細を説明し、Chromebookを使う上での注意点、選び方、利用制限などを説明します。

 

 

 

 

 

 

Chromebookを子供におすすめする3つの理由



それでは、子供用パソコンとしてChromebookが適している理由を説明して行きます。

 

WindowsMacより安い

 

WindowsMacの場合、ノートパソコンの価格は10万円程度必要です。

 

Windowsの場合、数万円の格安パソコンが販売されていますが、遅すぎて使い物になりません。

 

Chromebookは、5万円台の機種でもストレスなく使用する事が出来ますので、家計に優しいパソコンだと言えます。

 

・衝撃や水濡れに強い機種が選べる

 

子供が使用する前提の場合、乱暴に扱ったり、水をこぼして故障する事も考えられます。

 

近年、衝撃や防水に優れている「ミルスペック対応」ノートパソコンが販売されています。

 

ミルスペック対応であれば、多少乱暴に扱っても安心です。

 

・学校用アプリがそのまま使える

 

学校でAndroidタブレットや、Chromebookを使用しているのであれば、学校で使用しているアプリがそのまま使えます。

 

そのため、学校の予習、復習に活用できます。

 

Chrmebookが子供用パソコンとしておすすめする理由をお伝えしました。

 

しかし、Chromebookは各メーカーから様々な機種が販売されていて、どれを買えばよいか悩むと思います。

 

Chromebookには、次の3タイプがありますので、ご都合に合わせて選択される事をおすすめします。

タブレット型: 高いが使いやすい

・タッチパネル非対応型: 安いし軽いがタッチ出来ない

・タッチパネル対応型: 安いし軽いしタッチも可能

 

それぞれのタイプについて説明して行きます。

 

タブレット

 

特に低学年におすすめしたいのが「タブレット型」です。

 

文字入力も不要ですし、タッチするだけで操作できますので取り扱いも簡単です。

 

学校でもタブレットの採用が多いので、学校と同じ感覚で使えます。

 

・タッチパネル非対応型

 

価格を抑えたい場合はこちらがおすすめです。

 

タッチが使えないので、マウスとキーボードで操作する事になります。

 

タッチアプリを使わず、タッチタイプの練習用として利用する場合、おすすめです。

 

・タッチパネル対応型

 

タブレットより安価ですが、タッチパネル非対応型より価格はアップします。

 

なるべく価格を抑え、タッチアプリを使いたい場合は、こちらがおすすめです。

 

Chromebookの利用制限機能で子供も安全・安心



Chromebookで、自由にネットサーフィン出来るため、好ましくないサイトを閲覧す出来てしまいます。

 

また、時間を忘れてChromebookにのめり込んでしまう事も考えられます。

 

好奇心旺盛な子供は、どこでどんな使い方をするか、不安になりますよね。

 

そこで、Chromebookには子供の利用を制限する機能が備わっています。

 

・利用できるアプリが選択可能

 

メニューから、利用可能して良いアプリを選択する事が出来ます。

 

・アクセス可能なサイトを指定

 

メニューから、次の設定を選ぶ事が出来ます。

・すべてのサイトを許可:

保護者がブロックしたページ以外、表示出来ます

 

・露骨な表現を含むサイトブロック:

露骨な性表現や暴力的なコンテンツを含むサイトが

表示されにくくなります。

 

・承認済みのサイトのみ許可する:

保護者が許可したサイトのみ表示出来ます。

 

・1日の利用時間の上限を設定可能

 

 メニューから1日の利用時間の上限を設定する事が

できます。

 一定時間以上子供に利用させたくない場合、設定します。

 

これらの機能を使うためには、「子供用Googleアカウント」を作成する必要があります。

 

13歳以下の場合、Googleアカウントの作成に親の承認が必要です。

 

Chromebookのログイン画面で「ユーザーを追加」をクリックすると、アカウントを作成出来ます。

 

アカウント作成後、設定画面から、「保護者による使用制限」をクリックすると、メニューが表示されます。

 

操作はとても簡単で、悩むことなく設定する事が出来ます。

 

■まとめ



子供用パソコンに、Chromebookをおすすめする理由を説明しました。

 

単に安くて便利だけでなく、安全に使える利用制限機能も備わっている事を説明しました。

 

これからの時代、子供もパソコンを自在に操れる事が求められます。

 

あなたも是非一度、Chromebookをチェックしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

ここまでできる!進化した警備ロボットで自宅警備



警備のお仕事は24時間365日労働で、昼夜逆転生活もあり、若い方には敬遠されがちな職業のため、人手不足が続いています。

 

そこで、警備業界では、人手不足解消のため、「警備ロボット」の導入が進んでいます。

 

まだまだ出来ることは限定的ですが、人間と同じことができる様、日々進化し続けています。

 

そんな警備ロボットで「自宅を警備する」際、具体的に実現可能な項目を4つ挙げました。

 

・24時間365日監視

・侵入者の検知・通報

・見た映像をカメラで録画できる

・自宅の様子を外から確認

 

こちらの記事では、上記の内容について解説し、更に警備ロボットの弱点と弱点克服に向けた対策などを解説します。

 

 

家庭で活躍する警備ロボットでできる事

「警備」のお仕事には、様々な種類がありますが、警備業法で次の4つに分類されています。

 

1号警備:建物や施設に警備員が常駐して巡回、防犯カメラの監視、建物の入出管理

2号警備:交通誘導警備、雑踏警備、イベント・商業施設・駐車場などの誘導や整理

3号警備:美術品や現金輸送車などの警備

4号警備:身辺警護(いわゆるボディガード)

 

今回お話する「自宅の警備」は、1号警備に該当します。

 

一般的に、1号警備は24時間365日の警備が必要で、かなり負担が掛かりますし、就職希望者が少なく、人手不足となっています。

 

そこで、警備ロボットの採用が増えているのです。

 

ロボットであれば、電源さえ供給すれば24時間365日働くことができますし、危険な現場でも対応可能です。

 

ロボットなので、感情もありませんし、サボったり手を抜いたりすることもありません。

 

決まった作業を機械的に実行してくれるので、ロボットに適した業務と言えます。

 

1号警備用の警備ロボットは、業務用だけでなく、家庭用もあります。

 

家庭用の警備ロボットでできる事は、次の4つです。

 

・24時間365日監視

電池さえ補給できれば、24時間365日監視が可能です。

 

・侵入者の検知・通報

センサーを使って、夜間に侵入者を検知、アラームを鳴らしたり、家族へのメール、警察や警備会社への通報も自動で実施可能です。

 

また、スピーカーを使って、宅外からスマホ経由で音声を発生する機能もあります。

 

・見た映像をカメラで録画できる

カメラ内蔵の警備ロボットであれば、監視カメラとして昼夜問わず映像を記録する事ができます。

 

ドライブレコーダーの様に、何かあった時の証拠としての活用も期待できます。

 

・自宅の様子を外から確認

警備ロボットが撮影した映像を、宅外からスマホ経由で確認する事ができます。

 

カメラの角度を外から調整する事で、宅内をくまなく確認することもできます。

 

家庭用の警備ロボットでできる事を4つ挙げました。

 

価格も数千円〜数万円代となっており、手に届く価格帯になっています。

 

ただし、メーカーや機種により、実施できる機能は異なります。

 

しかし、現在の警備ロボットには限界があり、人とまったく同じ警備が出来る訳ではありません。

 

業務用、家庭用、どちらにも言えますが、次のような弱点があります。

 

・来訪者と侵入者の判別

・自律的な緊急対応

・漏電や配線などの危険な箇所の自動検出

・侵入者の撃退

 

これらの弱点を克服するための取り組みについて紹介します。

 

警備ロボットの弱点をAIで克服

警備ロボットの弱点と、弱点を克服するための取り組みについて、詳しいく見ていきます。

 

・来訪者と侵入者の判別

ロボットは、人間のように来訪者か侵入者か判断することが苦手です。

 

ロボットが人間のように判断するためには、AIや機械学習を使って、判断方法を学習する必要があります。

 

現在、写真から、人か物かを区別する研究が進められています。

 

・自律的に緊急対応する

ロボットは、プログラミングされていない事は実行できません。

 

例えば、巡回中に放火されたり、地震でビルが破損して廊下が通れなくなった時など、自分で判断して回避行動を取ることはできません。

 

様々な事象を想定し、AIと機会学習を組み合わせる事で、段階的に緊急事態への対処が可能になると予想されます。

 

・漏電や配線などの危険な箇所を自動検出する

更に難易度が高い「起こりそうな危険を未然に防ぐ」もAIの進化で対処できるようになります。

 

例えば、映像から「漏電が起きている」箇所の発見や、「廊下に積んである箱が崩れそう」な場所の発見したら、異常を発報する、といった機能があれば、危険を未然に防ぐ事ができます。

 

AIの進化で、人間でも見落とすような異常をロボットが発見してくれるのであれば、とても頼りになりすね。

 

・侵入者の撃退

「侵入者の撃退」は、業務用ロボットでも実現が難しい難題です。

 

現在、侵入者に対し、アラームを発報したり、粉を噴射して視界を奪うといった機能は実現していますが、ロボコップの様に人間を行動不能にできるロボットの登場はまだまだ先でしょう。

 

人間を行動不能にするロボットの登場には、やはりAIによるロボットの動作の高速化や人間の考えを先回りして対処するといった様々な課題があります。

 

まとめ

自宅用の警備ロボットで実現可能な警備内容をまとてみました。

 

完全に人の替わりを務める事は難しいですが、ある程度留守を任せられる事は間違いありません。

 

新居を購入したばかりの方や、自宅を空ける事が多い方は、家庭用警備ロボットの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。