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2022年現在、電気代が高くなった!理由と解決策とは!?

今年に入ってから使用量はあまり変わらないのに、

電気代が高くなった。

 

こまめに節電しているはずなのに、

電気代が安くならない。

 

物価も上がっているのに電気代も

上がり続けて家計が大変。

 

そう思われている方もいるのではないでしょうか。

 

 

電気代は固定費です。

 

 

仙人のような暮らしをしない限り、

必ず毎月発生する費用になりますので、

少しでも安く済ませたいですよね。

 

現在、電気代が値上がりしている理由は、

ウクライナ侵攻による、

燃料の値上げが影響しております。

 

今回は、2022年現在の電気代が上がっている理由を

もう少し細かくご紹介し、また、

効果的に電気代を下げることができる節約術を

2つご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

電気代が高くなっている理由とは?電気料金を構成する3つの要素

そもそも電気料金はどのように

決まっているかご存じでしょうか。

電気料金は以下の3つの要素で構成されています。

 

 

基本料金

1つ目は「基本料金」です。

 

基本的には世帯毎に何アンペアで

契約するかによって決まってくる

料金体系になるので、

どのように契約しているかによって、

世帯ごとに料金は変動します。

 

具体的な料金については後ほど

詳しく書いていきます。

 

 

電力量料金

2つめは「電力量料金」です。

 

「電力量料金」とは、使用した電力の量に応じて

発生する料金のことをいいます。

電気をたくさん使用すればするほど、

この「電力量料金」が上がるという仕組みに

なっています。

この「電力量料金」の中には、

「燃料費調整額」が含まれています。

 

燃料費調整額とは

電気を作るには元となる燃料が必要です。

燃料を仕入れるには費用がかかりますね。

 

この仕入れの際にかかる費用は月毎に変化します。

 

その価格の変化を電気料金に反映させるため、

過去3ヶ月間の燃料価格の平均を計算して

調整した金額が「燃料費調整額」となります。

 

 

日本の燃料のほとんどは輸入

日本は燃料のほとんどを輸入に頼っています。

 

よって、ウクライナへ侵攻したロシアへの

経済制裁の影響により、液化天然ガス

原油などの価格が大きく上昇しているため、

「燃料費調整額」も高額になってしまっていると

いうことですね。

 

 

我が家の燃料費調整額の推移

実際に我が家の「燃料費調整額」単価の直近3ヶ月の金額は以下の通りでした。

2022年1月:-0.53円

2022年2月:0.74円

2022年3月:1.83円

綺麗な右肩上がりになってしまっていますね。

今後も上がっていくことが見込まれそうです。

 

 

再生可能エネルギー発電促進賦課金

3つ目が「再生可能エネルギー発電促進賦課金」です。

再生可能エネルギーとは、太陽光発電

風力発電などに使われるエネルギーを言います。

 

 

固定価値買取制度とは?

この再生可能エネルギーを広めるために

始まった制度を「固定価値買取制度」と言います。

これは、2012年7月から始まった制度です。

SDGsの目標7とされている

「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」

とも関わってきますね。

 

なんだか漢字ばかりで難しいですね。

 

 

再生可能エネルギーを固定価格で買い取るという約束

要は、SDGsにも関わってくる

この取り組みを広げるために、

事業者が作った再生可能なエネルギーを

電力会社が固定価格で買い取ることを

国が約束するよ。

だからみんな再生可能なエネルギーを

どんどん作って電力会社に売ってね。

という制度です。(略称はFITといいます)

 

買取価格は国が決めているため、

通常よりも高く買い取ってくれます。

 

 

再生可能エネルギー発電促進賦課金」は

この制度を維持するために、日本全国民で

平等に負担をしようということで

設けられたものです。

そのため、毎月徴収されているのですね。

 

 

年に1度更新されている

この「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は

年に1度更新されています。

2012年の導入当初は0.22円でしたが、

2022年度時点では3.36円になっています。

(参考:新電力ネット:https://pps-net.org/statistics/renewable

こちらも綺麗な右肩上がり状態で、

10年でおよそ15倍になっています。

5月〜翌年4月を1年周期としているので、

2022年5月からまた値上がりすることが

予想されますね。

 

この「再生可能エネルギー発電促進賦課金」に

1ヶ月の使用電力量をかけた料金を

支払わなければならないので、

年々電気代が高額になっていることも納得です。

 

この「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は

全国全ての電力会社で同一の金額となっています。

 

 

高くなった電気代への解決方法は?

 

価格が上がっている電気代。

少しでも安くするための具体的な方法を2つご紹介します。

 

  1. 基本料金を見直す
    基本料金が「アンペア制」で決められている場合、契約するアンペア数が下がれば基本料金は安くなります。「アンペア制」を使用している電力会社は北海道電力東京電力東北電力北陸電力中部電力九州電力です。
    月々の明細をみると、「従量電灯プラン」と書かれている場合は「アンペア制」となりますので、一度確認してみてくださいね。
    話を戻します。具体的に「アンペア制」の基本料金は以下の通りになります。
    10A・・・286円
    15A・・・429円
    20A・・・572円
    30A・・・858円
    40A・・・1,144円
    50A・・・1,430円
    60A・・・1,716円
    今自分の契約しているアンペア数は本当に必要なのか、一度確認してみてもいいと思います。

アンペア数の見直し方の参考サイト:https://enechange.jp/articles/match-ampere

 

 

  1. 古い家電を買い替える

エアコン・冷蔵庫・洗濯機は年々省エネで使用できるようになってきています。

エアコン・冷蔵庫・洗濯機は、購入時は大きな金額かかるので、なかなか買い替えることを躊躇してしまい、気づけば15年同じ機種を使い続けていた。なんてこともあるのではないでしょうか。

しかし、買い替えることによって月々の費用を抑える方が10年トータルで見た時に安くなる可能性があります。故障してしまう前一度買い替えを検討してみるのはいかがでしょうか。

 

 


まとめ

今後も引き続き電気代の値上げが見込まれます。

 

今回の内容以外にも

悪い円安が続いていることも

大きな要因の一つですね。

 

できることからコツコツと

無理のない範囲で取り組んでいければと思います。