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【加熱必須】生のブラックバスを食べると寄生虫に感染する

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ブラックバスといえば

人気の釣りのターゲットですよね。

 

実は、ブラックバスを生で食べると

顎口虫(がっこうちゅう)

という寄生虫に感染することがあります。

 

ブラックバスは沼や池に

生息をしている魚ですが、

外来種であり日本の生態系を壊す

厄介な生物として知られています。

 

そんなブラックバスを駆除するためにも、

ブラックバスを食べて

駆除をしようという運動があります。

 

ただ、あまり食べるイメージがない

ブラックバス

 

寄生虫にかかることもあるようですが

実際食べるのは大丈夫なのでしょうか?

 

ここではそんなブラックバスについて

解説をしていきます!

 

 

 

 

ブラックバスが日本に来た理由も解説!

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ブラックバスは淡水魚であり、

池や沼に生息をしています。

 

釣りのターゲットとして知られる一方、

ブラックバス外来種であり、

生態系を壊す存在として

長年厄介者にされている魚です。

 

そんな外来種であるブラックバス

どうして日本にやってきたのでしょうか?

 

まずはそこから解説をしていきます。

 

 

ブラックバスはもともと食用として持ち込まれた

ブラックバス

日本に持ち込まれたのは1925年です。

 

神奈川県の芦ノ湖に放流された

ブラックバスの主な目的は食用の繁殖でした。

 

ブラックバスは非常に繁殖力が強く、

政府の許可のもと、

新たな食用魚としてブラックバス

広めていく予定だったのでしょう。

 

しかしブラックバスの繁殖力や

凶暴性は想像以上であり、

日本の生態系を崩す存在になってしまいました。

 

ブラックバスの密放流なども行われてしまい、

結果的にブラックバス

全国で生息をする生物となってしまいました。

 

 

ブラックバスは食べることができる

日本の生態系に悪影響があるブラックバスは、

元は食用として持ち込まれた

ということもあり食べることができます。

 

ブラックバスはスズキ科の魚であり

白身の淡白な味わいの魚です

 

ただ生息地が池や沼のため

匂いが身に移ってしまい

どうしても独特の臭みがあります。

 

香辛料や臭み取りをうまく行って味付けをしたら、

ブラックバスは美味しく食べることができますよ。

 

 

ブラックバスには寄生虫がほぼいる!?

しかし、実際食べるとなると心配なのが寄生虫ですよね。

 

ブラックバスには寄生虫はいるのでしょうか?

 

大抵の場合、ブラックバス寄生虫はいます。

 

ブラックバスに限らず

魚には寄生虫

住み着いていることは多くあります。

 

ブラックバスに住み着いている寄生虫

基本的に火を通せば死滅をするので

問題はありません。

 

海水魚の場合は生食をすることが多いですが、

これは寄生虫感染のリスクは少なからずあります。

 

特にアニサキスなどの寄生虫を食べてしまうと、

激しい腹痛と共に緊急手術となるので、

生食をする場合には少なからず注意をする必要があります。

 

 

ブラックバスにひそむ日本顎口虫

ブラックバスの場合には

日本顎口虫(がっこうちゅう)

と呼ばれる寄生虫がいることがあります。

 

こちらも生で食べると食中毒の症状を引き起こし、

最悪の場合には死に至ることがあります。

 

ですのでブラックバスを食べるときは

必ず火を通した上で、食べるようにしましょう。

 

火をしっかり通せば寄生虫を食べても問題ありません。

 

まぁもともと上記の通り、

ブラックバスは生ですと

臭みがあって食べれたものではないですしね。

 

 

ブラックバス生食での感染例報告

ですが世の中には不思議な人がいます。

 

ブラックバスですが過去には生食をして

上記の顎中虫に感染したという人もいます。

 

www.pref.aichi.jp

 

ブラックバスは生で食べると

寄生虫感染のリスクが高いので、

絶対に生では食べないようにしてくださいね。

 

 

ブラックバスを食べるのは違法というのは本当?

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ブラックバスを食べることは違法ではない

ブラックバスを食べることは可能です。

 

しかし、中にはブラックバスを食べるのは

違法というのを聞いたことがあるかもしれません。

 

これは本当なのでしょうか?

 

結論から言えば、

ブラックバスを食べても違法にはなりません

 

ブラックバスは食べることはできますし、

琵琶湖周辺などでは

ブラックバスを料理して出すお店も多くあります。

 

よく間違えられやすいのが、

「特定外来指定物の生体輸送」です。

 

詳しく解説をしていきます。

 

 

特定外来指定物の生体輸送とは?

ブラックバスを食べるのは違法ではありませんが

生きたまま持ち運ぶのは違法となっています

 

これは法律で特定外来指定物の

生体輸送が禁止をされているからです。

 

こちらは特定外来指定物を

生きたまま運搬することを禁止することで、

外来生物が各地に広がるのを防ぎ

日本の生態系を守る働きがあります。

 

ですのでブラックバスを釣った場合

生きたまま持ち帰ってはダメです。

 

ブラックバスを釣ったらその場でリリースをするか、

締めた状態で持ち帰るということになります。

 

場所によってはリリースも禁止されていて、

ブラックバスを釣ったら

必ず締める必要があるところもあります。

 

www.env.go.jp

 

なんとも人間の都合という感じではありますが、

生態系を守るためには仕方がないですね。

 

その場で締めたブラックバスの場合

泥ぬきをすることができません。

 

なので家に持ち帰って食べる場合には、

ブラックバスを切り身にして牛乳につけると

臭みが抜けて調理しやすくなります。

 

下味をしっかりつけて

フライやソテーにすると

美味しく食べることができますよ。

 

 

まとめ

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ブラックバスはもともと食用目的で

日本に持ち込まれました。

 

しかし、結果としてその繁殖力の強さから、

日本の生態系を脅かす厄介な生物になってしまいました。

 

ブラックバスは食用に持ち込まれた

ということで食べることが可能です。

 

ただ寄生虫感染のリスクもあるので、

ブラックバスを食べる際には

必ず火を通すようにしてください。

 

またブラックバスは法律によって

生きている間の輸送は禁止をされています。

 

しっかりルールを守った上で

ブラックバスを食べるようにしてくださいね。