ぽよブロ

気になった最近の話題をブログにつづります!

MENU

「書き心地のいい紙」を完全再現!?ペーパータブレット「reMarkable 2」の6つの機能を説明

 

 

紙の替わりの電子デバイスとして、タブレットや電子ボードといった機器がありますが、やはり「紙の代理」として使うには物足りないと思います。

 

紙にペンを走らせると、ペンに沿って文字や線を書く事ができますが、タブレットや電子ボードの場合、ペンを走らせると若干タイムラグがあり、違和感があります。

 

特に、走り書きすると、画面上の線が綺麗にかけず、ガッカリした事が何度もあります。

 

reMarkable(リマーカブル)の ペーパータブレット「reMarkable」は、手書きに特化したタブレットで、付属のペンでの手書きができます。

 

2017年に販売を開始した初代「reMarkable」は、手書きの遅延でストレスが溜まる製品でしたが、2022年に発売された2代目の「reMarkable  2」は、「紙のような書き心地」、「ついに紙がいらないと思えた」といった、興味深い口コミが寄せられています。

 

「reMarkable 2」は、次の機能を持っています。

・機能1: 手書きメモをテキストに変換できます

・機能2: 手書きメモを直接資料に仕上げる事で、確認しながら資料を作成できます

・機能3: 紙のように、メモを手書きする事ができます

・機能4: フル充電で最大2週間駆動できます

・機能5: ストレージ上のファイルを整理できます

・機能6: Googleドライブ、DropBox、One Drive との連携ができます

 

ここでは、紙のように手書きができるペーパータブレット「reMarkable  2」の6つの機能について説明します。

 

更に、「reMarkable  2」の特徴、おすすめしたい方、「reMarkable  2」に採用されている電子ペーパーについても説明します。

 

 

 

 

 

 

電子ペーパー搭載タブレットreMarkable 2」の機能を説明!! どんな方におすすめ?



始めに、初代「reMarkable」と、2代目 「reMarkable  2」 のスペックの違いを説明します。

 

仕様

reMarkable

reMarkable 2

サイズ

177×256×6.7 mm

187×246×4.7mm

重量

約350g

約403.5g

CPU

1GHz ARM A9

1.2 GHz デュアルコア ARM

メモリ

512MB DDR3L RAM

1GB LPDDR3 SDRAM

ストレージ

8GB 内蔵ストレージ

8GB 内部ストレージ

ディスプレイ

10.3インチ

モノクロデジタルペーパー

E Ink Cartaテクノロジを部分利用

10.3インチ

モノクロデジタルペーパー

E Ink Cartaテクノロジを部分利用

解像度

1872×1404 / 226 DPI

1872×1404 / 226 DPI

バッテリ容量

3,000 mAh

3,000 mAh

ペン

2,048レベルの圧力感度

4,096レベルの圧力感度

 

スペックの違いを比較すると、CPUの性能向上と、メモリ容量の倍増が分かります。

 

更に、ペンの圧力感度が2,048から4,096になっています。

 

その結果、極細のシャープペンで書いているような書き心地を体感できるそうです。

 

紙と同じく手に持ってペンで手書きできる、まさに「ペーパータブレット」と言えます。

 

続いて、「reMarkable 2」の機能について説明します。

 

・機能1: 手書きメモをテキストに変換できます

 

「reMarkable 2」に手書きしたメモをテキストに変換し、電子メールで送付したり、資料として利用する事ができます。

 

文字も、33言語をサポートしています。

 

・機能2: 手書きメモを直接資料に仕上げる事で、確認しながら資料を作成できます

 

自分のアイディアをタブレットに手書きし、レポートやプレゼンテーションに仕上げていくことで、目で確認しながら資料を作成していくことができます。

 

・機能3: 紙のように、メモを手書きする事ができます

 

タブレットの最大の売りである手書きメモ機能です。

 

書く(描く)、戻す、消去、移動、コピー、ペースト、など、デジタルならではの使い方ができます。

 

・機能4: フル充電で最大2週間駆動できます

 

毎日使っても、2週間連続で利用する事ができます。

 

・機能5: ストレージ上のファイルを整理できます

 

ストレージ上のファイルにタグを付けて、分かりやすく管理する事ができます。

 

・機能6: Googleドライブ、DropBox、One Drive との連携ができます

 

最も利用されている3種類のネットワークドライブと連携できます。

 

「reMarkable 2」で作成した資料をネットワークドライブ経由でパソコンと共有する事ができます。

 

紙のように手書きができるペーパータブレット「reMarkable  2」ですが、やはりメリットとデメリットがあります。

 

・メリット

・紙のように手書きができる

・デジタルなので、編集が簡単

・2週間充電せずに利用可能

・ネットワークドライブとの連携が可能

 

・デメリット

・高い (アマゾンでの販売価格は約8万円)

・最終的なアウトプットに仕上げるためにはパソコンが必要

・日本語に未対応

 

以上のメリット・デメリットを踏まえ、「reMarkable 2」をおすすめしたい方を考えると、次の条件を満たす方になると言えます。

・手書きメモのようなフィーリングのタブレットが欲しい

・新しいガジェットに興味がある

・お金に余裕がある

・日本語では使わない

 

日本語に対応していないという大きなデメリットがありますが、もし、上記の条件を満たすのであれば、「reMarkable 2」をおすすめします。

 

■1970年代に発明された電子ペーパーを応用した「E Inkテクノロジ」を部分利用



「reMarkable 2」には、アメリカのE Ink社の開発した「E Inkテクノロジ」を部分利用しています。

 

「E Inkテクノロジ」とは、E Ink社が開発した電子ペーパーを使った超薄型ディスプレイの表示技術の事です。

 

電子ペーパーとは、「電気的に表示内容を書き換えられるディスプレイ」の事で、電源を切っても表示内容は消えません。

 

1970年代にアメリカのゼロックス社で開発された技術で、消費電力が低く、日光の下でも見やすく、反射が少なく目に優しいとされています。

 

紙のように薄く作ることができ、曲げて使うこともできます。

 

「reMarkable  2」の他にもAmazon Kindleを始め、電子書籍リーダー、電子ペーパー、棚POPなど、採用製品は増え続けてています。

 

電子ペーパーのカラー化も進んでおり、カラー版の電子書籍リーダーも販売されています。

 

まとめ

 

紙のように手書きができるペーパータブレット「reMarkable  2」の6つの機能、「reMarkable  2」の特徴、おすすめしたい方、「reMarkable  2」に採用されている電子ペーパーについて説明しました。

 

「reMarkable 2」は非常に気なる製品かと思いますが、日本語非対応という事で、なかなか手をだしずらい商品であることは間違いありません。

 

近い将来、日本語対応され、低価格化が進む事を願うばかりです。