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高画質な映像を録画できるビデオキャプチャーボードを選ぶおすすめの方法を3つご紹介



 

パソコン、テレビ、ゲーム機などの映像を取り込む機能のことを「ビデオキャプチャー」と言います。

 

文字通りビデオ映像を取得(キャプチャー)し、他の用途に利用する事が出来ます。

 

YouTubeでのゲーム実況に利用されている他、複数のモニターに映像を出力したり、ノートパソコンの映像を大型モニターに映す、といった使い方もあります。

 

ビデオキャプチャーボードには、用途や機能に応じて様々なタイプのものがあり、どれを選ぶか迷ってしまいます。

 

そこで、ビデオキャプチャーボードを選ぶおすすめの方法を3つご紹介します。

・選択方法1: ターゲットと繋がるか?

・選択方法2: 欲しい機能はあるか?

・選択方法3: 予算範囲内か?

 

ここでは、ビデオキャプチャーボードを選ぶおすすめの3つの方法をご説明します。

 

更に、録画した映像を編集するソフトのご紹介と、ビデオキャプチャーボードをビジネスで利用する方法をご説明します。

 

 

 

 

 

どれにする?ビデオキャプチャーボードの選択方法とお薦めの編集ソフト



ビデオキャプチャーボードには、大まかに5つの分類があります。

 

選択方法を説明する前に、まずはビデオキャプチャーボードの5つ分類について説明します。

 

・分類1: 取り付けタイプ

 

取り付けタイプは、パソコンに内蔵する「内蔵タイプ」と、パソコンの外に置いてケーブルで繋ぐ「外付けタイプ」があります。

 

「内蔵タイプ」は、パソコンの中に取り付けるので、場所を取らずスッキリ置けます。

 

しかし、ノートパソコンや一部のパソコンでは内蔵タイプを取り付け出来ないものもあるので注意が必要です。

 

「外付けタイプ」は、置き場所を確保する必要がありますが、ノートパソコンや拡張スロットのないパソコンでも利用可能です。

 

・分類2: 入出力インターフェース

 

映像の入出力端子の種類別で分類します。

 

映像の入出力端子には、VGA、DVI、HDMI、DisplayPort、MHL、Type-C、Thunderbolt の7種類があります。

 

例えば、PlayStation5には、HDMI端子が付いているので、HDMIに対応したビデオキャプチャーボードを選択する必要があります。

 

・分類3: パススルー対応

 

ビデオキャプチャーボードは、入力された映像信号を変換し、録画機へ送りますが、その結果映像が遅れたり、カクカクしたりする場合があり、これを「遅延」と呼びます。

 

ゲームをプレイしながらビデオキャプチャーを行うと、遅延が発生し、ゲームがやりにくくなる場合があります。

 

遅延を回避する手段として、「パススルー」という機能があります。

 

パススルーに対応していれば、遅延無しでビデオキャプチャーする事ができます。

 

・分類4: エンコード方式

 

エンコード方式は、「ハードウェアエンコード」と「ソフトウェアエンコード」の2種類があります。

 

ビデオキャプチャーで取り込んだ映像は巨大で扱いにくい状態となっています。

 

動画を扱い易くするため、動画を小さく圧縮する「エンコード」という作業が必要です。

 

エンコードビデオキャプチャー内部で実施することを「ハードウェアエンコード」、ビデオキャプチャーでエンコードせず、パソコン側でエンコードする事を「ソフトウェアエンコード」と呼びます。

 

・分類5: 解像度

 

基本的に、HDTV(フルHD / 1920×1080)、HDTV(720p / 1280×720)、NTSC(720×480) の映像を出力する事ができます。

 

上位モデルでは、上記に加え、4K(4096×2160)、8K(8192×4320)の映像を出力する機種もあります。

 

以上を踏まえ、ビデオキャプチャーを選ぶポイントを説明します。

 

当然ですが、高機能な機種ほど値段が高くなります。

 

・選ぶポイント 1: ターゲットと繋がるか?

 

PlayStationや、Switch など、ゲーム機の映像をキャプチャーしたいのであれば、対象のゲーム機と接続可能か確認しましょう。

 

・選ぶポイント 2: 欲しい機能はあるか?

 

ビデオキャプチャーボードは、キャプチャー機能を始め、パススルー、解像度、ライブ配信など、高機能な機種がリリースされています。

 

やりたい事が実現できるビデオキャプチャーボードを選定しましょう。

 

・選ぶポイント 3: 予算範囲内か?

 

ビデオキャプチャーは、多くのメーカーから沢山の製品がリリースされています。

 

値段も、10万円のから数千円まで、様々です。

 

キャプチャー対象と接続でき、欲しい機能が搭載されたビデオキャプチャーボードの中から、予算に収まる機種を選択しましょう。

 

ビデオキャプチャボードで録画した映像を見ていると、効果音を付けたり、フェードイン、フェードアウト、他の映像との連結といった簡単な編集を加えたくなるものです。

 

複雑な編集は不要で、簡単な編集に特化した無料のお勧めアプリを、OS毎にご紹介します。

 

・動画編集ソフト1: Windows10

 

Windows標準の「ビデオデエディター」をお勧めします。

 

トリミング、映像の連結、テロップ入れなど、簡単な編集が無料でできます。

 

・動画編集ソフト2: Mac / iPhone

 

Mac標準の「iMovie」をお勧めします。

 

Windows標準の「ビデオエディター」と同様、機能は少ないですが無料で使えます。

 

 

・動画編集ソフト3: Android / ChromeBook

 

VLLOをお勧めします。

 

簡単な編集であれば無料で可能ですし、ウォーターマークが付きません。

 

モザイクや、凝った編集も追加料金を支払えば対応可能です。

 

ビジネスシーンでも活躍!ビデオキャプチャーボードの活用方法



ビデオキャプチャーボードは、ビジネスシーンでも活用できます。

 

録画と配信を同時に行えるビデオキャプチャーボードを使い、会議の内容を録画する事ができます。

 

また、ビデオカメラをWebカメラとして利用して、 Web会議で高画質な映像を使ったプロモーションに利用できます。

 

リモートワーク、Web会議があたりまえとなった現在では、ビジネスツールとしてビデオキャプチャーボードの利用が浸透してくると思います。

 

まとめ



ビデオキャプチャーボードの分類、選択方法の説明、動画編集ソフトの紹介、最後にビジネスシーンでの利用方法を説明しました。

 

ビデオキャプチャーは元々、アナログ映像をパソコンに取り込む機器として開発・発展してきました。

 

現在、アナログ映像は減り、デジタル映像が大幅に増え、綺麗な映像が簡単に手に入る様になりました。

 

今から10年後、更に映像が綺麗になるのか、又は複雑な映像表示装置が登場するのか。

 

今後の映像分野の発展が楽しみです。